「博多ラーメン」×「ホークス」がコラボ! 両者が語る、地域密着球団の新たなる戦略と地域活性への思い
より福岡の人々により身近な――それがラーメンだった
「ホークス」×「博多ラーメン」――福岡・博多を代表する2つの象徴が、ガッチリ手を組む。毎年7月の恒例イベント「鷹の祭典」。今年のテーマカラー「カチドキレッド2014」にちなみ、福岡県内16店舗のラーメン店がそれぞれ自慢の「赤」のラーメンを提供し、食べに来たファンには大人気の「鷹の祭典2014専用ユニフォーム」が当たるキャンペーンが6月20日より始まった。
発案したのは福岡ソフトバンクホークス株式会社事業統括本部営業二課の大山隆太ディレクターだ。
「鷹の祭典はその年のテーマカラーで福岡の街ぐるみで盛り上げようと、バス、地下鉄、空港、コンビニ、宅配ビザ店などで働く方々に鷹の祭典ユニフォームを着ていただき、福岡の街をホークス一色に染めてきました。より福岡市民に身近なものをと考えたら、ラーメンだったんです」
さらにひと工夫加えたのがファン参加型だ。ホークスカラーで盛り上げるだけでなく、ファンに楽しんでもらいながら、「鷹の祭典」を一緒に盛り上げていく。今回の企画はスタンプラリー形式で、5店舗で「赤いラーメン」を食べれば「鷹の祭典2014ユニフォーム」が先着500名にプレゼントされ、16店舗を完全制覇すれば選手サイン入りのユニフォームが抽選で当たる。
独自の「赤」ラーメンを開発した店舗も
ヤフオクドーム近くの「暖暮 西新店」代表の小倉竜介さんは「福岡は言わずと知れたとんこつラーメンの街。しかし、それぞれがライバルです。そのためラーメン店がタッグを組み、力を合わせて福岡の街を盛り上げようという動きはこれまでなかなか実現できませんでした。素晴らしいきっかけを頂いたと思います。今後にも繋げていければ」と話す。暖暮西新店で提供されるのは「烈火ラーメン」(680円)。とんこつラーメンに一味唐辛子ベースの秘伝の辛味ダレが加わった一杯は、夏の時期にピッタリ。「5倍から20倍以上まで選べますが、10倍あたりがおススメです」と小倉さん。
また、このイベントのために「赤」のラーメンを開発した店舗も多いのも特徴だ。福岡ラーメン界も本気度も伝わってくる。博多南駅そばの「拉麺 空海」では「カチドキとまトン」(800円)を提供する。その名の如く、とんこつラーメンにトマトが入った変わり種の一杯だ。店主の柴田佳幸さんは「以前に期間限定で出した商品をさらに改良しました。トマトととんこつラーメン。驚かれるかもしれませんが、これが合うんです」。開発時には1カ月以上の時間を費やしたという。運ばれてきたどんぶりにはトマトがしっかり存在感を際立たせていた。「勝利の花を咲かせようと、盛り付けにも工夫しました」。トマトの酸味がとんこつスープと確かにマッチしており、特に女性が喜びそうな味わいだった。
イベント実施各店舗とメニューは以下のとおり。ラーメン店といえばどうしても自分のお気に入りの店ばかり通いがちだが、新規開拓をしてみては!? イベントは「鷹の祭典」最終戦の7月27日まで。
上段が【実施店舗】
下段が【実施メニュー】
烈火ラーメン(680円)
トンコツレッド(700円)
レッドトマホーク(800円)
★広島つけ麺本舗 ばくだん屋 大名店(中洲店、大橋店でも可)
つけ麺並+煮玉子入り(905円)
辛辛魚(800円)
辛味噌ちゃんぽん(750円)
辛肉味噌ラーメン(650円)
魚雷辛麺(780円)
“極冷”梅がつお鶏白湯麺(850円)
中洲ラーメン「赤」(800円)
ピリ辛ちゃんぽん(800円)
明太トンコツ(750円)
鷹の赤ラーメン(750円)
カチドキレッドラーメン(750円)
カチドキとまトン(800円)
鷹の祭典限定!龍の家流「赤カレー麺」(770円)