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お肉は「パックのまま、冷凍しないで!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「お肉」は好きですか?

よくある質問に、『お肉とお魚、どちらが好きですか?』というのがありますが、高校生の頃まで『これ、魚と答える人なんているの?』と思っていました(笑)しかし、最近私は魚にハマりつつあるのです。そして、最近こう考えるのです…『歳を取るにつれ、魚が好きになっていくのではないか』と。以前は、お肉のジューシーさやボリューム感がたまらなく好きでしたが、最近では魚の繊細な味わいや、調理のバリエーションに魅力を感じるようになりました。

『いや、なんの話やねん!』と突っ込まれそうなので、今日の本題に入りたいと思います。

皆さん、スーパーで「パックに入ったお肉」は買いますか?パックに入ったお肉は便利ですよね!特に、セール時は大量に購入して冷凍しておく、なんて方も多いのではないでしょうか?

しかし、ここに意外な落とし穴があるのです。パックに入ったお肉をそのまま冷凍庫に入れている人はいませんか?『だって、便利だもん』と思うかもしれませんが、それはNG行為なのです。

今回の目次

  1. パックのまま冷凍すると…
  2. お肉の正しい冷凍方法
  3. 夏は「解凍方法」に要注意
  4. まとめ

パックのまま冷凍すると…

一体なぜ、お肉をパックのまま冷凍するのはNGなのでしょうか?

NG理由は主に2つあります。

①冷凍焼けする

お肉が「冷凍焼け」していた、なんて経験はありませんか?

冷凍焼けにはもちろん様々な要因が考えられますが、その大きな原因の1つに「ドリップが残っている」ことが挙げられます。お肉を冷凍する際に、この「ドリップ」を拭き取らずにパックのまま冷凍すると、冷凍焼けの原因になってしまうのです。

※ドリップとは…肉の内部から出る液体の事でパック内の赤い液体のこと。

②酸化する

パックのお肉には、お肉とラップの間に大きな隙間があります。この隙間が原因で、お肉が乾燥し、酸化してしまいます。その結果、解凍後にパサついた食感になってしまうのです。

お肉の正しい冷凍方法

では、一体どのように…パックのお肉を冷凍すれば良いのでしょうか?具体的な手順は以下の通りです。

①お肉をパックから取り出す。
②お肉にドリップがある場合はキッチンペーパーで拭き取る。
③小分けにする。
④平らになるように空気を抜きながらラップで包む。
⑤保存袋に入れて、冷凍庫へ。

この冷凍方法で、約1ヶ月ほどお肉の美味しさを保つことができます!

夏は「解凍方法」に要注意

今日も暑いですね!

暑い夏はお肉の解凍方法に注意しなければなりません。『暑いから、常温に出しておけばすぐ溶けるしょ!』などと考えるのは危険です。

そう、お肉の常温解凍はNGなのです!

常温で解凍すると、お肉に細菌が繁殖しやすくなり、最悪の場合、食中毒になる危険性があります!

お肉を解凍する場合は、前日に冷蔵室に移しておく。もし、移し忘れてしまった場合は、「流水」や「氷水」で解凍するようにしましょう。

くれぐれも、常温で解凍しないように!!

まとめ

  • お肉はパックのまま冷凍してはいけない
  • パックのまま冷凍すると…「冷凍焼けを起こし、酸化する」
  • 冷凍する場合は、パックから取り出して、ラップで包む
  • お肉の常温解凍はNG

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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