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【土浦市】遊びながらバランス感覚が身につく、話題の「スラックライン」を霞ヶ浦総合公園で無料体験!

コイケケイコ土浦在住ライター(土浦市)

春らしい暖かな日が増えてきましたね。おうちの中でいるのはもったいない、日光浴を兼ねて遊びに出かけてみませんか。霞ヶ浦総合公園では不定期にはなりますが、今話題の「スラックライン」を体験できるイベントに無料で参加することができます。

綱渡りとトランポリンを組み合わせたような楽しいスポーツ「スラックライン」

霞ヶ浦総合公園の入口付近で開催しているのが「スラックライン体験会」。楽しげな音楽をBGMに大人も子どもも関係なく“綱渡り”に夢中になっている人たちの姿が目印です。

スラックラインは、綱渡りとトランポリンを合わせたような特徴のあるスポーツのことで、ベルト状のラインの上を歩いたり、上達すると跳ねたりすることもできます。

長年煩っていた腰痛が改善したというインストラクターの梅原さん

「スラックライン体験会」の主宰である梅原 博(うめはらひろし)さんは、スラックライン公認のインストラクターですが、実は本業は大工さん。あるスポーツイベントでスラックラインに出合って夢中になって実践していたら、体幹が鍛えられて10年近く悩まされていた腰痛が改善して姿勢もよくなったといいます。

「僕のように腰痛がひどかったり、デスクワークの方だと猫背や肩こりなど抱える問題は人それぞれに違ってきますが、体幹を鍛えることで改善されることが多いです。スラックラインでポイントになるのは、身体の使い方です。全身でバランスを取るスポーツなので自然と体幹が鍛えられます」(梅原さん)

スラックラインは、木があればどこでもできるスポーツですが、跳んだり跳ねたりを支える木を選定するのは初心者だとなかなか難しいもの。

ましてやロープを木に巻きつけてスラックラインを設置する作業は、木にダメージがかからないように気をつけながら行わなければいけません。そのため、公園など自治体が管理するような施設の木を勝手に使うことは禁止されていることも多いので、市に申請をして体験会を開催しているこのようなイベントはとても貴重なのです。

スラックラインとは“できない”を楽しむ遊び

スラックラインを始めて1年弱という梅原さんの息子さんに勇姿を披露してもらいました。最初はロープの上に乗るのも怖かったそうですが、今ではこんなに上手に。

「スラックラインは、“できない”ことを楽しむ遊びなんです。1歩進めればそれだけですごいこと。ちょっとずつ上達することで自己肯定感を高めることもできます」と、梅原さん。

足下を見ると、冬だというのに裸足でスラックラインを楽しんでいます。

これはアメリカ西海岸が発祥といわれるアーシング(R)という健康法で、裸足で地面とつながることで自律神経のバランスが整う、血流改善に作用するなどの効果が期待されています。足の指を上手に使って細いラインを渡るので、集中力も自然とついてきます。

線路のように設置してその上をたどって遊ぶことができる「スラックレール」。「スラックレール」とは、手軽にできる宅トレグッズで、ふみふみするだけで身体に軸が通る感覚を養うことができる健康アイテムです。小さな子どもたちが見よう見まねで楽しんでいる姿が印象的でした。

梅原さん主宰の「スラックライン体験会」は、霞ヶ浦総合公園のほかにさまざまな場所で開催されています。霞ヶ浦総合公園での開催は、直近だと3月26日(土)・27日(日)「土浦レイクサイドバイクロア2」のコンテンツのひとつとして行われます(15分300円、終日500円)。動きやすい服装と水分補給のためのドリンクがあれば誰でも楽しく参加できます。

その他の日程は、Instagramで案内しているので興味がある方はご覧になってみてくださいね。

スラックライン体験会

Instagram:hiroshi.nexus

土浦在住ライター(土浦市)

土浦市在住のフリーランスの編集・ライター。海外・国内の旅行関連のガイドブックや書籍制作をはじめ、ブライダル情報誌の編集にも携わる。食べること・飲むことが好きで、趣味が興じて最近では食を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。地元土浦の飲食パトロール、歴史やカルチャー学習も積極的に行っています。

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