今年最後のお風呂掃除は5つの手順で完ぺき!ズボラでもできる簡単なお風呂の大掃除解説
岐阜県で整理収納アドバイザーとして活動している高桐久恵です。
いよいよ年末も間近。もう今年は大掃除をやめようかな…と尻込みしている方も多いのではないでしょうか?かく言う私も元々が面倒くさがり屋なので掃除は溜めてしまうタイプです。
しかし仕事柄、お客様のお宅で家事代行として掃除をすることが多くなり、やっていくうちに掃除を効率よく進め、汚れもしっかり取る方法が分かってきましたので、ズボラさんでもできる超簡単な浴室の大掃除の手順をお伝えしたいと思います。
汚れのレベルでやり方が変わります。
お風呂は垢や皮脂、石鹸カスや水垢など様々な汚れが集まる場所です。時間が経てば経つほどに汚れは頑固になりますので早めに取り掛かることをお勧めします。
なんといってもお風呂で一番厄介な汚れが『カビ』です。今回はカビ予防も含めてご紹介していきたいと思います。
準備するもの
マイクロファイバークロス
フロアワイパー、ワイパーシート
洗剤(中性洗剤、酸性洗剤、塩素系洗剤など)
スポンジ(柔らかいスポンジと固めのスポンジ)
おふろの防カビ燻煙剤
①まずは天井からスタート。
カビは天井から胞子として降ってくるのはご存じですか?お風呂は湿気がこもりやすく入浴するたびに天井に水滴がつきます。そのまま放置されることが多いので目には見えないカビ菌が繁殖しやすいのです。
フロアワイパーにシートをはさみアルコールをふくませて拭いていきます。この時にすでに天井にカビがある場合はカビ取り剤をふくませて一度ふいてから、その後もう一度水拭きしましょう。
②次は壁を拭いていきます。
天井が終わったら次は壁を拭いていきます。お湯につけて硬くしぼったマイクロファイバークロスで上から下に拭いていきます。拭くだけで軽い汚れはだいたい落ちますが皮脂汚れなどは壁の下の方にいくと頑固になってきますので、その場合は中性洗剤をふきかけてブラシでこすってから水拭きしましょう。
③浴槽・ふた・椅子・洗面器は洗剤を付けて落とす。
洗面器などに垢が付いている場合はメラニンスポンジで優しくこすってみましょう。垢はアルカリ性の洗剤で落ちるので中性洗剤で落ちない場合は洗剤を変えてみて下さい。
④水栓周りの水垢を酸性洗剤で落とす。
蛇口周りの汚れは水垢。水垢はなかなか頑固なのでキッチンペーパーに酸性洗剤をふくませ汚れ部分に貼りつけてパックをしていきましょう。少し時間をおくと汚れがゆるむので後はこすればピカピカです!
※酸性洗剤を使う場合は塩素系洗剤と混ぜないように気を付けて下さい。混ざると有毒ガスが発します。
⑤最後は床と排水口。
最後に床です。カビや床の黒ずみなど汚れがひどい所場合はオキシクリーンでつけ置きもおすすめ。固めのスポンジでこするだけでも軽い汚れは落ちるはずです。パッキンのカビには『かびとりいっぱつ』がおすすめ。
こちらは塗布してから時間をおかなければ効き目がないので掃除の前に塗っておくことをおすすめします。
最後の最後に排水口をきれいにして大掃除はおしまいです。余裕があれば浴槽のエプロン部分の掃除にトライしてもいいですね!
次の掃除を楽にするために。
掃除が終わってからぜひやっていただきたいのが『お風呂の燻煙剤』。これをやっておくとカビの生え方がまるで違います。本来は2~3か月おきに焚くといいそうです。
他にも出入り口のサッシ部分にマスキングテープを貼っておいたりするだけで汚れ防止になります。
今回は簡単に5つの手順で大掃除ができちゃう手順をご紹介させていただきました。汚れは溜めるとどんどん頑固になっていきますので汚れが軽いうちに済ませてしまいましょう!
筆者:高桐久恵(たかぎりひさえ) 整理収納アドバイザー
岐阜県で講座やセミナーのほか、個人宅の片付けサポートを行う。
生前整理アドバイザーの資格も持ち、収納よりも整理に特化したサポートを心がけています。
Instagram(@restart.138)ではお片付けビフォーアフター画像や元バスガイド時代の漫画も描いています。最近YouTubeも開設しました。