【習志野市】旧大沢家住宅を見学!建造物の県指定有形文化財の保存状況が素晴らしかった
習志野市には建造物の県指定有形文化財が2つあります。
そのうちの一つである「旧大沢家住宅」を見学してきました!
旧大沢家住宅は習志野市藤崎の藤崎森林公園にあり、9時~16時の明るい時間帯であれば見学が可能です。
元々は長生郡にあった建物で昭和51年に現在の場所に移築されました。
当時の習志野市長が文化財の保存に関心が強い方だったことから、藤崎へ建造物を持ってこられたと駐在している方に解説いただきました。
旧大沢家住宅へ見学
門を目の前にすると、急にどこか懐かしい気持ちになります。
想像以上に大きく、かなりインパクトがあります!
写真では伝わりきらないのがもどかしいです。
キレイに整備されていて習志野市が文化財を大事にしていることがわかります。
びっくりしたのは昭和48年までは住宅として使われていたそうです!
農家の住宅だったようで農業用の道具なども一緒に展示されています。
建物内の真ん中「デイ」には囲炉裏がありました。
こういった道具が昔は当たり前に使われていた世の中だったことは、現代ではなかなか想像ができないですね。
日本昔ばなしでしか見たことがありません。
奥の何度にはタンスや箱などが並んでいました。
春の時期は窓から見える桜を室内から写真を撮る方多く訪れるそうで、週末は少し混み合うとのこと。
確かに桜と一緒にこの建物なら趣ある写真が撮れそうです。
今現在も朝には竈で火を炊いて、瓦葺屋根を煙で燻しています。
その煙が虫除けや雨水の撥水効果をもたらしてくれるそうです!
先人たちの知恵はすごいですね。
近くに住んでいたのにこんなにも素敵なスポットがあるなんて知りませんでした!
ぜひ一度も行ったことない人には一度は訪れることをオススメしたいです!
今度はもう一つの県指定有形文化財の旧鴇田家住宅にも行ってみたいと思います。