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ブロッコリーは野菜室に入れないで!やっていたら今すぐやめて【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

冬野菜の定番「ブロッコリー」もおいしいシーズンになってきました。スーパーの売り場にもたくさん並んでいます。ただ、まるごと1個を購入しても、使い切れないという場合も多い家庭があるかと思います。そんなときの保存はやはり冷蔵庫に入れるのが正解です。しかし、野菜室に入れるのはやめてください。

ブロッコリーは変色する

カットしたブロッコリー
カットしたブロッコリー

ブロッコリーは常温でそのまま置いておくと黄色く変色してしまいます。そのため、すぐに使わない場合は、房をカットしてつかいやすい大きさにしてから保存するか、一度軽くゆがいてから、冷凍ストックする方法もあります。

購入してきてもすぐに使わない場合

丸のまま購入してきたブロッコリー
丸のまま購入してきたブロッコリー

房にカットする時間もない!という場合は、もちろん丸ごと保存しておきたいですよね。そんなときに、大活躍なのが「野菜室」と思われがちですが、それはやめたほうがいいです。野菜室は、温度帯が5度前後になっているので数日で、徐々に変色してしまい、花蕾が黄色ぽくなってしまいます。そのため野菜室ではなく、お肉などを入れておくチルド室がおすすめです。チルド室は設定温度が0度前後と、少し低く設定されているためにブロッコリーには最適な温度帯なのです。ポリ袋などに入れて、チルド室で保存することをオススメします。野菜の高騰が続いているので、ムダなくおいしく最後まで野菜をしっかり食べきってほしいので、参考にしてみてくださいね。

※この記事には個人の見解を含みます。

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同じく冬の定番野菜 ネギの過去記事は やっていたら今すぐやめて「長ねぎのNG」おいしく長く食べるには【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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