今年の春は気温が高く、バラの開花ピークは平年より10日ほど早まったようです。
皆さまはどこかのバラ園へお出掛けしましたか？

今日は、高崎市木部町にあるオープンガーデン「バラのガーデン花蔵」の魅力をご紹介します！

バラ創りの全てを通年公開！

バラのガーデン花蔵は、バラの花を育て始めて36年の萩原康夫さんがお庭を無料で一般公開している"オープンガーデン"です。

しかも ”見事に咲かせたバラの花”を公開するだけでなく、バラ創りの全てを一年中公開しています！
萩原康夫さんは「ここの良いところは、仕立て方の見学が出来るところ」と仰っていました。

美しく咲いた花に憧れても 立派に育てるのは難しそう…と諦めてしまいがち（私の場合）なので、実際にバラを育てる過程を見学させていただけるのはとてもありがたいと思います。

↓ かわいいドット柄のバラ♪ と思いきや、ドットが現れるのは咲き終わりのサインなんだそうです（無知でお恥ずかしい）

バラは春に花を咲かせた後、花を摘んでお手入れしてあげると約45日後に再び花を咲かせ、秋まで楽しめる…と教えていただきました。

バラのガーデン花蔵には週末になるとバラ愛好家の常連さんも集まり、萩原さんと共に来園者からの質問に答えたり 情報交換をしているそうです。

こちらに通ったら、私でもバラを育てられそうな気がしてきました。

新品種のバラを求めて 県外からも来園

約300種 2000株を育てているバラのガーデン花蔵では、来園者の要望に応えてバラの苗の販売もしています。

「趣味と道楽」でバラ創りに情熱を注ぐ萩原康夫さんは、新品種や珍しい品種を多く揃えています。
他ではなかなか入手しにくいバラがあるので、TVや本で見たバラを求めて遠方からも多くの方が来園されるそうです。

カタログに掲載されている品種はほぼ全て注文可能です。

ひとりの来園者さんが萩原さんに「今年の新品種の〇〇はありますか？育てやすいですか？」と尋ねていました。

萩原さんは、それぞれのバラの性質についてしっかり把握しているご様子でアドバイスしていました。
毎年の新品種についても日々研鑽を積んでいらっしゃるのですね。

自分の理想のバラの苗を選んだら、バラ創りを楽しく上手に出来そうですね。

バラのガーデン花蔵　場所と駐車場

「バラのガーデン花蔵」は高崎市木部町にあります。（GoogleMap）
倉賀野町から烏川に掛かる共栄橋を南下し、南八幡小学校通りとの交差点に入口があります。

駐車場はバラ園の奥にあります。
↓ ピンクの矢印は期間限定の大型駐車場。青の矢印が通年駐車場です。

↓ バラの開花最盛期（6月中旬まで）のみ利用できる大型駐車場

↓ その他の時期はもう少し奥へ進み、こちらに駐車してください。

バラのガーデン花蔵　まとめ

萩原康夫さんのオープンガーデン「バラのガーデン花蔵」は、美しいバラの花を見せていただく以上の、バラ創りの全てがある とても有益なバラ園でした。

萩原さんがガーデンに不在の時もあるかと思われますので、直接お話を伺いたい場合は事前に電話で日時をお約束の上 お出掛けすることをおススメします。

美しいバラを育てたい方、珍しい品種をお探しの方、ぜひバラのガーデン花蔵へお出掛けください！

※記事中の画像撮影日 2023/05/18