【目黒区】産科・婦人科・泌尿器科を女性医師が担当、「レディースクリニックなみなみ」が目黒に開業
女性医師がいるレディースクリニックを探している、という方は多いのではないでしょうか。できれば家の近所や勤め先の近くがいいと思っている方にニュースです。
JR目黒駅西口から徒歩約4分のところに新しく女性医師がいる「レディースクリニックなみなみ」が2024年1月9日(火)開業。産科・婦人科だけではなく泌尿器科も見てもらえます。
1月6日(土)に開業前の内覧会が行われたので足を運んできました。
全世代の、女性のためのかかりつけ医として開業した「レディースクリニックなみなみ」
「レディースクリニックなみなみ」院長の叶谷愛弓(かなたにあゆみ)先生は東京女子医科大学 医学部出身。
東京大学産婦人科に入局後、長野県立こども病院、虎の門病院、東大病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立豊島病院など複数の病院勤務を経て、「レディースクリニックなみなみ」を開業されました。
クリニックではドクターやスタッフ、患者さんもすべて女性の方だけなので、安心して悩みを打ち明けられ、診察・治療してもらえるのが最大のメリットです。
叶谷先生は開業にあたり、以下のようにコメントされていました。
「レディースクリニックなみなみ」は家庭や仕事、趣味にと忙しい女性の思いに寄り添い、ほっと安心できる、身の拠り所になる場所にしたいとのこと。
女性の悩みや不安に寄り添い、安心して通えるような素敵な雰囲気・空間を作りつつも、予約や会計などは効率良い最先端のシステムを活用しているこれまでにないクリニックとなっています。
こんなところが新しい! 「レディースクリニックなみなみ」の通いやすいポイント
「レディースクリニックなみなみ」は仕事や家庭、趣味にと忙しい現代女性に寄り添った工夫がいっぱい!
通いやすく便利なポイントをダイジェストでご紹介していきましょう。
紙の診察券はなし、QRコードで予約・受付・会計までスムーズに
「レディースクリニックなみなみ」にはいわゆる紙の診察券はありません。PreMed株式会社などと独自のシステムを調整し、QRコードを使うことでWebサイトやLINEで予約・問診・受付・会計までの処理を効率化しています。
予約申し込みは公式サイトから、もしくは公式LINE予約でカンタンにできるのは、忙しい日々を送る女性にとって大きなメリットですね。
また会計も、あらゆるキャッシュレス決済が可能ですのでとても便利です。もちろん電話での予約受付、現金での支払いも可能ですのでご安心ください。
病院をハシゴする必要なし、産婦人科疾患以外の専門医とオンライン診療が可
更年期や閉経と年齢を重ねるたびにいろいろな病院に通わなければならない、と感じていませんか。私自身も内科や眼科など、あちこちの病院をハシゴする日々・・・。
忙しい時に時間を取られるのがしんどいと感じています。
しかし「レディースクリニックなみなみ」ではなんと、産婦人科疾患以外の専門医とオンライン診療が可能なんです。薬の配送まで可能なので、自宅、オフィス、旅行先などあらゆる場所から効率よく受診することができます。
片頭痛や更年期世代以降の生活習慣病の治療など、複数の病院を受診する手間から解放され、とてもラクになりますね。
病院に行くという緊張感から解放されるような空間・雰囲気づくり
病院に行くというのはどうしても身構えてしまいますし、緊張してしまいがち。「レディースクリニックなみなみ」はそんな不安感をやわらげてくれるような、温かみのあるナチュラルな内装に仕上がっています。
クリニックを手掛けたのは「株式会社Staple(ステイプル)」「STUDIO DOUGHNUTS(スタジオドーナツ)」「東京建築PLUS」で結成されたプロジェクトチーム。プロダクトデザインなどはアートディレクター・グラフィックデザイナーである脇田あすかさんが担当されています。
ベージュの色味や土の手触り感などを活かして、温もりのあるたおやかな雰囲気を大事にした空間づくりを行っています。
クリニックの随所に名前にちなんだ「なみなみ」がデザインされているという遊び心。シンプルな空間に動きのある素敵なアクセントとなっています。
ホテルやカフェを手掛けているプロジェクトチームが参画しているだけあって、単調で無機質になりがちなクリニックを親しみやすく、くつろげる雰囲気に仕上げていますね。
あらゆる世代の女性の悩みにフォーカスした診療
女性で尿失禁や膀胱炎、頻尿などの悩みを抱えている方は意外に多いと叶谷院長。しかし、泌尿器科は男性と同じ病院で診察・治療を受けなければならないので心理的にハードルが高いと感じてしまいます。
「レディースクリニックなみなみ」では泌尿器科の診察・治療を受けられるのも嬉しいポイントの1つです。この他にもクリニックの特徴をご紹介しましょう。
目黒区では初の導入「インティマレーザー」
コラーゲンの増生を促し、組織をふっくらさせる効果がある「インティマレーザー」は下記のような症状に大変有効。
- 尿漏れ
- 腟の乾燥感や違和感、痛み
- 骨盤臓器が下がる、脱出する
- 腟の緩み、お湯漏れ
- 外陰部の黒ずみ
「レディースクリニックなみなみ」では保険診療では治療が難しい、または保険診療では治療ができない悩みに対しても積極的に対処してくれます。
思春期を迎えた学生の悩みに寄り添う診療
「レディースクリニックなみなみ」では学生さんの悩み相談にも積極的に対処。ご両親などにいえない悩みなども相談にのる「ユースクリニック」を実施しています。
「ユースクリニック」とは、北欧の先進的な健康政策を参考にしたもので、インターネットで調べて不安を募らせたり、間違った対処法で状況を悪化させたりすることがないよう正しい知識で解決策を探っていこうとするものです。
費用は500円(自費診療なので保険証は不要)ですので、学生でも気軽に受診できますね。
頑張っている女性に寄り添う医療を
これまでこども病院や総合周産期センター、大学病院などでハイリスクな妊娠・分娩管理や不妊治療、がんの治療などを担当してきたという叶谷院長。
これまでのキャリアを通じて感じているのは、現代の女性たちは本当に頑張っている、ということ。
「時代が変わり家事や育児の負担は減ったものの、女性が生活の多くの部分を担っていることは残念ながらあまり変わりはなく、仕事の責任感も増えてさらに過酷な状況になっているように感じます。
そんな女性に対して、医療機関として最先端の治療をおこないつつ、人生の味方になるために、このクリニックを役立ててほしい」と叶谷院長はおっしゃっていました。
目黒区が実施している子宮がん検診や妊婦検診、ワクチン、レディースドックなどの健康相談も行っているので、お近くの方はぜひ気軽に受診してみてはいかがでしょうか。
同じプロジェクトチームが手掛けたハーブアイススタンド「erb(アーブ)」というご褒美も
「レディースクリニックなみなみ」がある「Daiwa 目黒スクエア」と同じ1階に、1月14日(日)にオープンしたハーブアイススタンド「erb(アーブ)」。実はこちらのお店も、「レディースクリニックなみなみ」を手がけたプロジェクトチームが手掛けています。
よく見ると、クリニックの内装と同じ「なみなみ」がデザインされていたりと、関連性が感じられます。「erb(アーブ)」ではハーブやスパイス、柑橘系を使った自然素材のクラフトアイスクリームを提供。
叶谷院長は通院のついでに、いつも頑張っている自分へのご褒美としてぜひ気軽に立ち寄ってほしいとおっしゃっていました。
幅広い内容を専門的に女性医師が担当してくれる「レディースクリニックなみなみ」。女性の悩みや不安に寄り添い、安心して通えるような素敵な雰囲気・空間を作りつつも、予約や会計などは効率良い最先端のシステムを活用しているこれまでにないクリニックが目黒に誕生しました。
気軽になんでも相談できるかかりつけ医として、ぜひ覚えておきたいと思いました。
■取材協力
【クリニック概要】
レディースクリニックなみなみ
診療時間:平日 9時~13時・14時30分~19時30分/土日 9時~13時・14時30分~17時、水曜・祝日は休み
住所:東京都目黒区目黒1丁目6−17 Daiwa目黒スクエア 1階
問合せ先:03-5747-9330
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