【広島グルメ15選】瀬戸内の海の幸から地元のソウルフードまで!発祥の店を中心にご紹介!
瀬戸内の海の幸に恵まれ、代表的な牡蠣やあなごなど、グルメの見どころがたくさんの街、広島。
海の幸だけでなく、広島風お好み焼きや汁なし坦々麺などのソウルフード、さらに、お土産の定番もみじ饅頭など、ほかにもたくさんの名物があります。
そして、カフェ紹介のチャンネルとして外せないのは、喫茶店のモーニング。
ここ、広島には、モーニング発祥のお店として知られる名店もあるので、この機会にご紹介していきます。
そのほかにもたくさんの見どころがありますので、ぜひこの動画を見ていただいて、文字通り、広島を完全攻略してください。
■動画で確認したい方はこちらから
1.あなごめし うえの
創業明治34年、百年以上守り続けた伝統の味。
明治30年開通の宮嶋駅にて、駅売弁当として販売したのがはじまりの「あなごめし」。
当時穴子が沢山獲れていた宮島近海では、昔から地元の料理として穴子どんぶりあったようで、江戸時代の地方紙にも当地の穴子の美味しさが書き記されていたようです。
創業者の上野他人吉(うえの たにきち)は、宮島名物「穴子どんぶり」の白飯を工夫し、穴子のアラで炊き込んだ醤油味飯を考案。
その炊き込んだ飯はこくがあり大変評判になったとのことです。
駅弁として販売を続け120年以上。
今では、宮島や広島市内においても「あなごめし」の名前は広く使われるようになり、特徴とこだわりを持った美味しい広島の名物となったとのことです。
元祖あなごめしのお店ということで、行列のできる人気店ではありますが、宮島にお立ち寄りの際は、ぜひともお試しいただきたい名店でした。
ちなみに、上が普通サイズ特上は穴子のみ多いサイズとのことなので、ぜひ、お好みに応じて注文してみてください。
<<あなごめし上>>
2530円(税込)
営業時間:
弁当:09:00~19:00(水曜18:00)※売り切れ終了
食堂:10:00~19:00(水曜18:00)※売り切れ終了
休み:無し
2. 元祖もみぢ饅頭 高津堂 本店
1906年に誕生した「もみぢ饅頭」その元祖となったのが、ここ「高津堂」です。
もみぢ饅頭の由来は、宮島の紅葉谷を訪問した伊藤博文の発した一言から来ているとのこと。
茶店でお茶を差し出した娘さんの手を見た伊藤博文が「紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」と冗談を言ったことで、たまたま居合わせていた和菓子職人の高津 常助(たかつ つねすけ)が製造に取り組んだとのことでした。
店内に入ると、季節限定商品を合わせ、約20種類ものもみぢ饅頭がお出迎え。
ただ、どれを選んでも味は間違いなしなので、ぜひ、お土産に複数種類ご購入ください。
営業時間:8:00~18:00(無休)
3. 牡蠣屋
言わずと知れた牡蠣の産地広島。
全国の生産量の約6割を占める牡蠣が作られており、広島湾一帯で天然牡蠣が食べらるようになったのは、なんと、縄文時代とのこと。
ここ牡蠣屋では、広島県産の厳選された牡蠣のうま味を最大限に活かすため、味付けは最小限に抑え、牡蠣本来の味を引き出してシンプルに提供。
常に新鮮な牡蠣がいただける名店になっていました。
また、いつでも新鮮な牡蠣を取りにいけるよう、従業員の多くが船舶免許を持っているとのことで、本気度が違います。
この日いただいた、牡蠣屋定食では、「焼きがき」「かきフライ」「牡蠣屋のオイル漬け」「かきめし」「牡蠣の赤出汁」「牡蠣屋の佃煮」と、牡蠣好きにはたまらなすぎるメニューになっていました。
その中でも牡蠣屋の看板メニューは、焼きがき。
火力、厳選に厳選を重ねた牡蠣の品質、他とは格段に違う牡蠣屋の焼きがきは海の塩味そのままで、格別な味わいでした。
セットには含まれまいものの、生牡蠣もおすすめなので、ぜひ気になる方は、別途ご注文ください。
<<牡蠣屋定食>>
2365円(税込)
<<生がき>>
490円(税込)
<<レモンジンジャーエール>>
500円(税込)
営業時間:
平日10:00~16:00頃(牡蠣がなくなり次第終了)
土日祝10:00-18:00頃(牡蠣がなくなり次第終了)
店休日なし
4. 紅葉堂
明治末期の創業から100年以上続く、宮島の和菓子屋。
有名なもみじまんじゅうはもちろん、名物の「揚げもみじ」がとにかく美味しいです。
もみじまんじゅうを天ぷらにした「揚げもみじ」は、独自の製法により外はサクサク中はアツアツのもっちりした不思議食感が魅力です。
定番のこしあん、クリーム、チーズに加え、新定番瀬戸内レモンも大好評とのこと。
お友達や恋人、お子さんとシェアしながら、ぜひ複数種類から選んでいただいて、その味をご堪能ください。
<<揚げもみじ>>
200円(税込)
営業時間:8:45~17:30(※季節により変わります)
定休日:不定休
5. 宮島咖喱麵麭研究所
広島初のカレーパン専門店として誕生し、一日最大2,500個の売り上げを誇る話題のお店。
牡蠣はもちろん広島 黒毛和牛など、唯一無二のオリジナルカレーパンをプロデュースし、なんとその数15種類以上!
看板メニューの牡蠣カレーパンは、大粒の牡蠣が入っており、カレーのスパイスが牡蠣の臭みを和らげてくれるので、牡蠣が苦手な方にとっては克服のきっかけにもなるかもしれません。
<<名物宮島牡蠣カレーパン>>
500円(税込)
営業時間:8:00〜18:00 ※無くなり次第終了
定休日:不定休
6. スターバックスコーヒー 厳島神社表参道店
全国に28店舗しかないスターバックスコーヒーリージョナルランドマークストアのひとつ。
宮島愛溢れる店舗設計が随所に見られ、地元の老舗家具メーカーと開発したチェアや伝統工芸品である木製しゃもじを使ったアートなど、みどころがたくさんです。
さらに、宮島ビールの自家醸造施設「宮島ブルワリー」も併設しており、そちらでは宮島の天然水、地域の食材を活用したここだけのクラフトビールを味わうこともできます。
そんな「宮島ブルワリー」のデザインコンセプトは「Passion Brewery」。
創業の地である宮島への熱い思いを醸造に込める宮島ビールと、コーヒーへの情熱と地域との繋がりと大切にするスターバックスの共通の想いから生まれたコンセプトだとのことです。
そういった背景も踏まえつつ、ぜひ宮島カルチャーを感じていただければと思います。
おすすめは、世界文化遺産の嚴島神社が見れる、バルコニー。
時間帯によって表情の異なる瀬戸内海とともに、幻想的な空気に包まれる嚴島神社の大鳥居をみれるのも、ここ厳島神社表参道店のスターバックスならではでした。
<<抹茶玄米茶ムースティーラテ>>
550円(税込)
営業時間:9:00 - 20:00
定休日:不定休
7. 宮島珈琲
世界中からたくさんの観光客が訪れる宮島において、さまざまな文化や価値観、味の好みの人が、美味しいコーヒーを味わえるよう願いを込めているお店。
宮島の思い出の1ページになるような心に染みるコーヒーをテーマに、宮島ローストにこだわった鮮度の高いコーヒーが味わえます。
築100年超の商家(しょうか)をリノベーションした店内は、木の温もりを感じる落ち着いた空間で、宮島観光の雰囲気をそのまま感じることができます。
この日私は、1階席でコーヒーをいただいたのですが、2階席もあり、席のキャパシティはとても多いようなので、ぜひ宮島観光の際の休憩のひと時として、ご活用いただければと思います。
<<ドリップコーヒー>>
390円(税込)
営業時間:
平日 10:00-18:00
土日祝 12:00-19:00
定休日:火曜日・たまに不定休
8. ルーエぶらじる
知る人ぞ知る、モーニング発祥のお店。
「トースト・たまご・サラダ・コーヒー」の喫茶店朝食サービスはここブラジルで、戦後間もない頃に日本で初めて誕生したとのこと。
朝は7時からオープンしており、冬の季節には朝日が昇るより早くからモーニングをいただけます。
モーニングは全部で6種類。
Aモーニング(パン・ゆで卵・サラダ・コーヒーor紅茶)
Bモーニング(パン・目玉焼き・サラダ・コーヒーor紅茶)
サンドモーニング(サンドイッチ・コーヒーor紅茶)
カレーモーニング(カレーライス・コーヒーor紅茶)
バーガーモーニング(ハンバーガー・サラダ・コーヒーor紅茶)
日替わりモーニング
このほかにも、ナポリタンやグラタンなど、朝からガッツリメニューもいただけるところもここだけの魅力かもしれません。
店員さんの接客もとても心地よく、優しくお店のことを教えてくれたり、広島について紹介してくれたり、朝からとてもいい気分になれました。
<<Bモーニング>>
700円(税込)
営業時間:
平日 7:00~19:00
土日祝 7:00~18:00
定休日:無休
9. Progress LIFE STYLE COFFEE
『毎日飲みたくなるコーヒー』をコンセプトに、極上の一杯と相性バッチリなスイーツがいただけるスペシャルティコーヒーとお菓子のお店。
1階はスタイリッシュなカウンター席、2階はこだわりのインテリアや家具に囲まれた大人な空間になっていました。
焙煎も浅煎りから深煎りまで幅広く用意している、コーヒー好き必見のラインナップになっており、素敵なラテアートもみどころのコーヒー店でした。
コーヒーの味はもちろん間違いないですが、ちょっとした声かけが素敵なお店で、おひとりさまでも居心地良く過ごせるような、そんな空間作りがされていました。
街の人がゆっくりできること、そして、初めての方でもきやすいこと。
そんな心掛けを意識されたお店なので、地域の方々で、リピートされる方も多いのかなと思いました。
<<カフェラテ>>
630円(税込)
営業時間:
平日 10:00-18:00
土日祝 12:00-19:00
定休日:火曜日・たまに不定休
10. 汁なし担担麺 きさく
坦々麺の本場中国四川省の味に衝撃を受け、試行錯誤の末誕生した「広島汁なし坦々麺」。
出汁の旨み・唐辛子の辛さ・山椒の痺れ。
これらの要素が絡み合った三位一体の味わいは、未体験のまさに絶品ソウルフード。
そして、提供されたままの状態からしっかり混ぜ合わせることで完成するのが汁なし坦々麺。
ぜひ完成までの行程も含めて楽しんでください。
実際に味わってみた感想としては、とにかく山椒の痺れがやみつきになる味わい。
なんなら、今すぐにでももう一度食べたいと思えるような、メニューです。
そんな、SPYCYなメニューだからこそ、個人的には、ご飯を合わせるとより引き立つかなと思いました。
その辺りはお好みに合わせて、ご自身の最高を探してみてください。
<<汁なし担々麺>>
540円(税込)
営業時間:
月~土 11:00~14:00、18:00~20:00
日 11:00~15:00
祝 11:00~14:00
定休日:水曜日・月に1日不定休
11. つけ麺本舗 辛部 十日市店
広島つけ麺のお店としては後発でありながら、人気の高いお店として地元の間で名高いつけ麺店。
今回広島グルメを巡る中で、発祥のお店を基本的には巡っていましたが、調べていく中でどうしても気になったのが「辛部(からぶ)」さんでした。
今回は、お好み焼きを食べた後だったので、少し控えめに小をいただいたのですが、野菜もたっぷりで程よい満足感でした。
辛さはなんと0から30倍まで選べるとのことで、辛さに自信がなかった私は、2倍でいただきました。
やみつきになるような辛さで、食べ終わった後、不思議とおかわりをいただきたくなるようなそんな美味しさでした。
麺は、細めのモチっとしたタイプで、それもまたタレと絡み合って、美味しさを演出してくれました。
<<のりねぎつけ麺 小>>
850円(税込)
営業時間:11:30~15:00、18:00~22:45
定休日:不定休
12. Kiki Coffee
平和記念公園からのアクセスが良く路地裏にひっそりと佇む隠れ家カフェ。
山小屋をテーマにしたお店では、平和大通りの喧騒を忘れてしまうようなゆっくりとした時間を楽しめます。
店主さんの趣味である登山で訪れた屋久島で出会ったコーヒーと、自然の中でそれを味わう体験に惚れ込み、店内には屋久島要素がたくさん。
屋久島にある「一湊(いっそう)珈琲焙煎所」から送られてくる豆を使ったコーヒー、さらに屋久島の楪(ユズリハ)という木を取り寄せて作ったテーブルなど、木の温もりを感じつつ過ごせる空間は極上です。
コーヒーはもちろん、焼き菓子の種類も非常に豊富なのが嬉しいポイント。
ぜひ、複数人で訪れた際には、シェアしながら色々な種類を試していただければと思います。
<<本日のコーヒー>>
540円(税込)
<<キャラメルチーズケーキ>>
490円(税込)
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日、木曜日
13. OBSCURA COFFEE ROASTERY Fukuromachi
東京・三軒茶屋発、広島発上陸の自家焙煎珈琲店。
創業当初から三軒茶屋というエリアにこだわってお店を続けてきたObscuraさん。
そんな、Obscuraさんは広島出身のオーナーが提案する珈琲店で、取り扱うコーヒー豆は厳選されたスペシャルティコーヒーのみ。
ちなみに、ここ袋町店は系列で最も広いようで、開放感あふれるガラス張りの空間は、三軒茶屋とはまた違った良さを放っていました。
コーヒーはもちろん、焼き菓子も注目で、同じく広島のパン屋さんCadnaの作るスコーンを味わえるのも魅力の一つ。
ぜひタイミングが合えば試してみてください。
店舗では、ポストカードをいただくこともでき、イラストは店舗ごとに違っているとのこと。
ぜひ、旅行のお土産としてもいただいてみてください。
そして、なによりもコーヒーについて。
コーヒー豆は世界中から買い付けた17以上もの種類が用意されていました。
毎年世界中のコーヒー農園を直接訪れ、農家や組合の人達にあって品質確認、チェリーの選定基準や品質を向上させるための話し合いを行いながらより良いコーヒーを目指しているとのこと。
さらに、品質の高い生豆を一般的な市場価格よりも高く購入することで農家や組合などに対しても積極的に還元している、素敵な心遣いがありました。
<<Today's Coffee>>
380円(税込)
<<フロランタン>>
230円(税込)
営業時間:9:00 – 20:00
定休日:第3水曜日
14. お好み焼みっちゃん総本店 八丁堀本店
昭和25年創業、元祖広島風お好み焼きのお店です。
“みっちゃん”こと井畝満夫(いせ みつお)さんが生み出し、今やお好み焼きは広島のソウルフードとして定着しています。
ソース、キャベツともやし、そば入り、ヘラで食べるスタイル、そのどれもがここから生まれており、どのエピソードも印象的。
ソースは、ウスターソースを作る過程で廃棄されるドロドロした沈殿物を見て「これはお好み焼に合う!」とひらめき、片栗粉を入れてとろみのある現在の『お好みソース』が誕生。
ネギの代わりに安いキャベツを入れたことでボリュームを増し、キャベツの値段が高騰した際に、具を多く見せるためにモヤシを入れてその相性が生まれ、今や定番の組み合わせに。
屋台で「お好み焼」を食べていた“みっちゃん”が、焼きそばの上にお好み焼をのせてみたことから誕生した広島風の形。
鉄板の上でヘラを使って食べれば、皿も割り箸も使わなくてすむと考えた“みっちゃん”がおすすめした、珍しいスタイルの食べ方。
そのどれもが、クリエィティブにあふれた企業努力でした。
夜の鉄板メニューとしては、「牡蠣焼き」や「ホルモン」、「コウネ」などの鉄板焼きがおすすめとのことなので、ぜひ合わせてお試しください。
<<バドワイザー生ビール&牡蠣焼きセット>>
1,500円+税
<<特製スペシャル>>
1,400円+税
営業時間:
[平日]11:30〜14:30 / 17:30〜21:00(L.O/30分前)
[土日祝]11:00〜14:30 / 17:00〜21:00(L.O/30分前)
定休日:木曜日(※木曜が祝日の場合は、翌日が定休日)
15. 電光石火 ekie広島店
本場広島のお好み焼きといえば「電光石火」と言われるほど、知名度の高い名店。
種類豊富なトッピングで自分だけのだけのオリジナルが作れるのも楽しみの一つ。
玉子、麺、キャベツ、ソース、焼き方、大葉、そして雰囲気の全てにこだわった店づくりは大注目。
個人的に嬉しかったのは、テイクアウト可能なところ。
帰りの新幹線でもいただける魅力の店舗です。
首都圏だと、東京駅、銀座、渋谷、みなとみらいにも展開されているので、首都圏にお住まいの方は、ぜひそちらもご確認ください。
<<電光石火(テイクアウト)>>
1,288円(税込)
営業時間:11:00 - 23:00 (L.O.22:30)
定休日:なし