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【トレド完全攻略14選】2024年最新!絶対に行きたいみどころを全部紹介!

みっきー動画クリエイター

「スペインに一日しかいないならトレドへ」と言われるほど、見どころの多い魅力的な都市トレド。

マドリードからも高速鉄道で、片道約1時間程度。
料金としても7ユーロ、つまり、1,100円程度で移動可能な街なので、
スペイン周遊の際は、マドリードと一緒に楽しむのがおすすめな街です。

さてその街の魅力は、
歴史的建造物、芸術作品、そして独特の雰囲気にあります。

今回のスペイン周遊では、バルセロナ、マドリードと訪れた後に最終日で訪問。

それでもなお、前評判通り、確かな満足度の街だったので、ぜひみなさんにも体験いただきたいです。

■動画で確認したい方はこちらから

1. トレド駅

さて、まずはトレド駅のご紹介。
名称通り、トレド観光の玄関口として機能していて、
駅自体が美しいため、トレド観光への期待も早速高まります。

アーチ型の窓、装飾された時計塔が光る建築で、内部には微細な装飾が施された天井、壁や窓枠、教会にも劣らないステンドグラスがある魅力的な建物です。

建物自体も魅力的ですが、整備された綺麗なホームと駅の外観、周辺の景色が一体となることで、よりその美しさを際立たせます。

2. アルカンタラ橋

ローマ時代から現代まで、トレドの歴史と文化の変遷を反映する重要な建造物として存在し続けているアルカンタラ橋。

トレド駅に到着後、街の中心地といえるアルカサルに向かう途中にある橋なので、行きと帰りだけでも十分にそのスケールを体感できます。

名前の由来は、アラビア語の「アル・カンタラト」。放水路を意味しています。

全長194m、高さ71m。
2000年近くの歴史を持つとは思えないしっかりとした作りに感動します。

特徴的なのは、橋を渡った街の入り口にある凱旋門。

こちらは、1721年の改修により、バロック様式の今の形になったようです。
よく見ると、門には、ハプスブルグ家の紋章である双頭の鷲があるのようなので、よかったら探してみてください。

3. ソコドベール広場

スペインのトレド市にある観光の中心地として知られる活気あふれる広場。

トレド観光の起点および中心地で、カフェ、レストラン、お土産ショップが立ち並んでいます。
日帰りの場合は、見ることができないもの、夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気になるようなので、宿泊する余裕があれば、ぜひその景色も堪能してみてほしいです。

4. トレドの街並み

トレドは街並みもみどころのひとつ。

トレドは、スペイン中部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州に位置する歴史的な都市。

その豊かな歴史と文化的重要性から、1986年にユネスコ世界遺産に登録されました。

地理的には、タホ川に三方を囲まれた小高い丘の上に位置。
この地理的特徴により、街は自然の要塞となり、長い歴史を通じて重要な役割を果たしてきたようです。

また、文化的にも非常に重要な都市で、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の文化が共存した「三文化の都市」として知られています。
先ほどのトレド駅のみならず、のちにご紹介するトレド大聖堂においても、イスラム教とキリスト教の建築様式が融合したムデハル様式を採用している点からも垣間見えます。

5. Cafeteria Jerusalem

さて、トレド駅から歩いて辿り着いた、トレド中心部。
この日も早朝の便で到着したこともあり、まずは腹ごしらえから。

トレドにおいて、朝ご飯の場所としてご紹介するのがCafeteria Jerusalemです。

ここでは、コーヒーとオープンサンドのセットで、なんと、4.5ユーロから7ユーロ程度。

日本円で換算しても1,000円せずにいただけるとてもコスパの良いお店です。

6. Toledo TrainVision

トレインビジョンは、トレドの街を一周する観光用の小型列車。
トレドの街並みを一望するためには、中心部から離れた位置から眺める必要があるのですが、徒歩だとあまりに時間がかかりすぎるので、
トレインビジョンがおすすめ。

列車自体の見た目もかわいらしく、ここだからこそ楽しめるような要素の一つなので、単純に乗るだけでも楽しめます。

所要時間は1時間弱。
途中で、先ほどご紹介した一望できるスポットにて、5~10分程度の写真タイムがあるので、その分を加味すると、意外とあっという間です。

乗車中は、イヤホンを通じて日本語のガイドを聞くことも可能。
イヤホンも配布されるので、その点はご安心を。

さて、ここからは利用方法について。
チケットの購入は、ソコドベール広場の一角にあるワゴンで時間指定の券を購入。
1名9ユーロの乗車料金で約1,500円程度。

乗車場所は、アルカサル前になります。

7. アルカサル

ローマ時代からの長い歴史を持ち、スペインの様々な文化的・政治的変遷を反映しているトレドにおいて重要な施設「アルカサル」。

アルカサルという言葉自体は、スペイン語で「城」や「王宮」を意味する言葉。

アラビア語の「al qasr」(宮殿または砦)に由来しています。

そんな、トレドのアルカサルは、
特に、スペイン内戦時には70日間の包囲戦を耐え抜き、ナショナリスト抵抗の象徴となった建物。

そんな城砦も、現在は、軍事博物館として利用。

スペインの軍事史に関する展示物を館内では楽しむことができます。

8. Cafetería Zocodover

さて、アルカサル見学の後は腹ごしらえ。
今回は、トレドにある人気のカフェCafetería Zocodoverを訪問。

特に今回お勧めしたい理由は、経営者が日本人である点。
日本人にとっては、特に親しみやすくひと時を過ごすことができそうです。

ランチメニューは、10ユーロ以下の手頃な価格設定が魅力なワンプレート形式が基本。

新鮮な食材を使いつつ、できたてで提供してくれます。

そんなプレートメニューはなんと15種類。

ちなみに、プレート以外にもサンドウィッチやハンバーガーのメニューもあり、テイクアウトも可能なので、さまざまな楽しみ方で融通が効きそうです。

そして、個人的に嬉しかったメニューがどら焼き。
種類も豊富でありつつ、値段も2.0ユーロ。
こちらもぜひいただいてみてほしい一品でした。

9. Cerámica J Serrano

トレドの旧ユダヤ人街にある歴史ある陶器店「セラミカ・ハ・セラーノ」。

ここでは、トレド伝統の陶器を専門に製造・販売しており、
お土産はもちろん、ご家庭用にも購入したいような美しい陶器がたくさん並んでいます。

すべての製品が手作りで、高品質の粘土を使用。
日常使用に適した丈夫な陶器を売りにしています。
品質が高く、本物の手作りスペイン陶器として評価されているため、
世界中から愛されているお店です。

10. Il Cappuccino

トレドの歴史的中心地にある特別なスペシャルティコーヒーショップ。
コーヒー好きには必見なお店です。

2014年にトレドで初めてのスペシャルティコーヒーショップ。
以前のバルセロナ編やマドリード編でもご紹介しましたが、スペイン全土でもコーヒーの品質やサステナブルを重視した珈琲店は続々と誕生していて、
ここトレドにおいては、特に注目すべき珈琲店です。

トレドで最高のコーヒーと評価されていて、トリップアドバイザーのトラベラーズチョイス2022も受賞。

11. Mazapán Santo Tomé

スペインを代表するアーモンドを使ったお菓子「マサパン」で有名なお店サントトメ。

1856年創業の歴史ある店舗で、店の奥の製造所で自家製のマサパンを製造しています。

マサパンとは
アーモンドを粉状にして、砂糖と卵または水を混ぜて練ったお菓子の事。

表面に焼き色を付けるため、卵の黄身を塗って、ちょっとだけオーブンでベイク。

最近は1年中買う事が可能ですが、スペインでは特にクリスマスシーズンの定番で、年末年始にはスペイン人が必ず食べる習慣がある伝統的なお菓子です。

12. サント トメ教会

エル・グレコの代表作「オルガス伯の埋葬」を所蔵しています。

13. エル グレコ美術館

16世紀の画家エル・グレコの作品を展示しています。

14. トレド大聖堂

スペインのトレド市に位置する壮大なゴシック様式の建造物で、スペインカトリック教会の中心的存在、トレド大聖堂。

トレド大聖堂の魅力は、主に3つ。

まずは、15世紀の石造建築、グラナダ征服などの歴史的場面を描写した聖歌隊席。マリア像を囲う様に配置された、美しさあふれる空間です。

続いては、インパクトの大きい、中央礼拝堂。
黄金の主祭壇にイエス・キリストの生涯20場面を描写しており、
その圧巻な豪華さに目を奪われます。

そして、3つ目は、トランスパレンテと呼ばれる、バロック様式の彫刻装飾。
イタリア語で「透明な」という意味をもっており、
光を取り入れる最大限の工夫がされた透かし細工がインパクト大です。

バロック建築の特徴である光と影の演出を極限まで追求した建築要素であり、様々な角度から鑑賞することで、異なる表情を楽しむことができるその芸術性は圧巻です。

動画クリエイター

▽広告会社。エンジニア。世田谷で毎日在宅勤務。アラサー男の暮らし/▽カフェと美術館。日常が少し豊かになる場所を探して/▽Youtubeで、おすすめのお店紹介やVLOGを公開中/▽結婚式やイベント告知などのPR動画作成も随時対応中。

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