多様な美食が楽しめ、伝統的なスペイン料理が豊富に揃う街、マドリード。

今回の旅でもたくさんのグルメを堪能してきたので、今回7選としてご紹介します。

温かみのある家庭料理が主流で、肉料理が豊富なマドリード。
そんな料理と合うようなお酒も頼みつつ、楽しんできました。

加えて、スペインといえばのチュロスや、
ほっと一息つける、カフェ。

食べ歩きにも抜群なソウルフードも購入してみたので、
今回の特集の中でご紹介していきます。

今回はマドリード特集ですが、以前にご紹介したバルセロナグルメと合わせることで、スペイングルメが網羅できると思うので、
ぜひそちらも合わせて確認しつつ、充実したバルセロナグルメ体験につなげてください。

過去のスペイン特集はこちら。
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2024年最新！カタルーニャ地方の魅力あふれる数々のグルメをご紹介

【バルセロナみどころ10選】
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■動画で確認したい方はこちらから

1. Chocolatería San Ginés

マドリードの老舗チョコレート専門店チョコラテリア・サン・ヒネス。

1894年に創業した歴史あるカフェで、マドリード中心部のソル広場、マヨール広場近くにある名店です。

一説によるとスペイン国王も愛する店とのことで、日本人にとっても必見のお店です。

なんと営業時間は、24時間。
前回のバルセロナ動画でもご紹介しましたが、
スペインのチュロス店には、営業時間が長く、いつでも楽しめるお店が多そうなのでとても羨ましいです。

さて、そんなチョコラテリア・サン・ヒネスですが、席のスタイルも豊富。

テラス席もありますが、店内席には地下の席もあるようで、
とても収容人数が多そうでした。

さて、名物は、ホットチョコレート、そしてチュロス。

チュロス6本とホットチョコレートがセットになったメニューが定番で、
ポラスという、太めのチュロスの提供もあるようでした。

そんなチュロスのスペイン流の食べ方は、
チュロスを濃厚なホットチョコレートにディップして楽しむスタイル。

チョコレートは濃厚でありながら、後味はさっぱりとしていて、必見。

2. Syra Coffee

2015年に創業したバルセロナを拠点とするスペシャリティコーヒーチェーン。

コーヒー好きな方はぜひ訪れてみてほしいお店で、街中にちょこちょこ見かけるので、ふらっと入って、テイクアウトするのにおすすめです。

バルセロナ市内に19店舗を展開しているようですが、マドリードにも店舗が。

お店のコンセプトは、アラビカ種100%のシングルオリジンコーヒーを提供。

日本でもこだわりの高いお店でないと、味わえないようなシングルオリジンの提供があるので、おそらくスペインにおいてもコーヒーの味は定評があると思います。

店内の雰囲気は、石畳のような壁と木の温もりを感じる壁が調和した空間。

イートインの席はなかったので、基本的にテイクアウトしていただくような店舗でした。

3. Heladería Puerta Real

ヘラデリア・プエルタ・レアルは、
スペイン各地に22店舗を展開するアイスクリーム専門店。

店名のヘラデリアはスペイン語で、アイスクリームを意味し、プエルタ・レアルは王の門を意味するとのことでした。

本格的な手作りアイスクリームを提供することに定評があり、観光客からの人気も高いようです。

新鮮なガリシア産の牛乳を使用したアイスクリームで、質の高い食材を使った自然派のジェラートが特徴。
人工着色料や防腐剤は使用していないとのことで、健康面でも安心です。

また、比較的サイズが大きいことも人気の理由になっています。

4. Bar La Campana

マドリードにある人気のバル、Bar La Campana。

ただ、店内のメニューだけでなく、多くの人にとってのお目当ては、
カラマリサンド。

カラマリサンドはマドリードの名物料理で、イカフライをパンに挟んだシンプルなB級グルメ。

宗教的理由で金曜に肉が禁止されていた時代の代替食として発展したのが、歴史的な背景にもあるようです。

内陸のマドリードで、安価なイカを使用した庶民の食事をぜひお楽しみください。

5. サン・ミゲル市場

さて、ここからは、マドリードの食文化を感じられる市場のご紹介。

1916年に生鮮食品卸売市場としてオープンし、
2009年に現在のガストロノミーマーケットとして生まれ変わったサンミゲル市場です。

そんな、サンミゲル市場ですが、年間1,000万人以上が訪れる人気の観光スポットとしても有名。

30以上のスタンドが並び、スペイン各地の食材や料理を提供してくれています。

ちなみに、建物自体も歴史的価値があるこの市場。

マドリードに現存する数少ない鋳鉄建築の市場として知られているので、
その雰囲気も存分に楽しみつつ、食を楽しんでほしいです。

ラインナップとしては、生ハム、牡蠣、エビ、パエリアなどのスペイン料理、地元ワイン、タパスなどに加え、お寿司なども用意。
スイーツもたくさんありました。

中央には、購入した料理を楽しめるイートインコーナーもあり、地元の雰囲気を味わえました。

6. Mesón del Champiñón

マドリードの有名なタパスバー、メソン・デル・チャンピニョン。

店名は、スペイン語で「マッシュルームの居酒屋」という意味。

メソン（Mesón）は伝統的なスペインの居酒屋を指し、
チャンピニョン（Champiñón）はマッシュルーム。

そんな店名の通り、マッシュルームの鉄板焼き専門店として有名です。

1964年に誕生した歴史ある店舗で、レトロな雰囲気も魅力の一つ。

洞窟のような雰囲気と、活気のあるお客さん同士の会話、
年季の入った木のカウンターなど含め、ヨーロッパの酒場感があります。

装飾にもこだわっているようで、
スペイン独特の鉄細工の装飾、壁のタイルも魅力の一つ、
天井の装飾は、よく見るとマッシュルームになっています。

さて、そんなお店で、いただいたドリンクは、
スペインで親しまれている赤ワインをベースにしたカクテルTINTO DE VERANO。

スペイン語で「夏の赤ワイン」を意味します。
Tintoは「赤ワイン」、Veranoは「夏」を指します。

材料は、赤ワイン、炭酸飲料（一般的にはレモンソーダやサイダー）、氷
、オレンジやレモンのスライス（飾り用）。

サングリアと似ていますが、より簡単に作れるため、特に観光客向けではなく地元民にも親しまれています。

Pimientos de Padrón(ピミエントス・デ・パドロン)

小さな青唐辛子をオリーブ・オイルで揚げた料理で、マッシュルームの鉄板焼きに次ぐ、人気のメニュー。

シンプルにオリーブオイルで揚げ、あら塩を振った一品。
一部が辛いものもあり、スリリングな楽しみ方ができるようです。

ただ、この日に訪れた際は、特別辛いものはなかったように感じました。

マッシュルームの鉄板焼き

マドリードの南東約277キロメートルに位置するアルバセテ産の大きめのマッシュルームを使った贅沢な一品。
そんなマッシュルームに、
ニンニク、パセリ、レモン、刻んだ生チョリソで味付け。

たっぷりのオイルがかかっていて、お酒のつまみとしても抜群です。

食べ方の説明も、iPadにあるのですが、串に刺さった状態で提供され、オイルがこぼれないように注意して食べるのがポイントです。

ぜひ綺麗にいただいてみてください。

そしてこちらも人気のメニュー、チョリソーのシードル煮。

他には、ハムのコロッケが人気メニューとのことでした。

7. Taberna Más Al Sur

マドリードの中心部にある人気のスペイン料理レストラン、タベルナ マス アル スール。

伝統的なスペインのタベルナスタイルが魅力で、居心地の良い親しみやすい雰囲気のお店です。

タベルナは、スペイン語で「居酒屋」や「食堂」。
メニューには、タパスに加え、ラシオネスという大皿料理やドリンク、カクテルなどがあります。

特に、新鮮な食材を使用した、シンプルで高品質な料理を提供しています。

ちなみに、トリップアドバイザーでは、マドリードのレストラン12,537軒中51位にランクイン！
とても評価の高い店舗なようでした。

この日にいただいたのは、野菜と牛肉の煮込み料理。

さらに、ポルチーニのリゾット。

他にも人気メニューとして、
シーフードパエリア
タコ料理（エスニック風の味付け）
生ハム
アヒージョ
があるので、お腹に余裕があれば、可能な限り頼んでみてください。