今日ご紹介するのは、「拉麺かぶき」の厳選煮干し・名古屋コーチン「鶏煮干中華そば」です。

「拉麺かぶき」は、2024年7月に名古屋市瑞穂区田辺通り3丁目にオープンしたラーメン店です。

近くには名古屋市立大学の薬学部があり、市バスの場合は「市大薬学部前」からすぐの場所に店を構えています。

八事のまぜそば屋「麺屋歌舞伎」の姉妹店でもありますが、提供するラーメンは鶏煮干中華そばです。

「拉麺かぶき」の営業時間は11：00～15：00までで、現在は夜の営業はしていません。

夜の営業も今後検討中とのことです。

季節によって変わる厳選煮干しのスープが美味しい！とファンも多く、最近流行の濃厚スープラーメンに飽きてきた方にも是非、召し上がっていただきたいです。

スープがなくなると15時前に閉店してしまうこともありますので、お早めの時間に行かれるとよいでしょう。

カウンター８席のみのシンプルで清潔感ある店内です。

入店すると、煮干しの良い香りが店内に広がっており、食欲を誘います。

「お荷物を置くかごを使って下さいね」「寒くないですか」など、優しい店主の声掛けもあり、とても居心地がよい雰囲気も素敵です。

お品書きはとてもシンプルで、一番のおすすめは「特製中華そば」1,300円です。

「中華そば」900円には、味玉はついていませんので、チャーシューは少なめでよい方には、「中華そば」に味玉追加（150円）もおススメです。

「ご飯」（200円）は、その日によって白ご飯またはチャーシュー飯になるそうです。

今回はいただきませんでしたが、他の方が召し上がっていた自家製チャーシューの炊き込みご飯がとても美味しそうでした。

平日は男性のお客様が多くラーメンと白ご飯を好まれる方が多いそうですが、土日はご家族で来られる方に合わせてチャーシューご飯になることが多いそうです。

特製中華そば（1,300円）です。

スープは、名古屋コーチンと特製煮干しの出汁が効いた甘みのある優しいお味です。

魚介スープで程よい醤油感、チャーシューも崩しながら食べられ、細麺がスープに馴染む丁寧な一品です。刻んだ海苔とシャキシャキのタマネギのアクセントも楽しめます。

細めのストレート麺は程良いコシを残しつつ、スープにもしっかり絡みます。

スープに使用する特製煮干しの組み合わせは、季節によって変わる煮干しと名古屋コーチンで仕上げるスープです。

今回は、アジからも出汁をとっているそうでスープが少し甘めで筆者好みでした。

その時にしか味わえない1杯が楽しめます。

バラ肉のチャーシューは、ほろほろと柔らかくスープとの相性も抜群です。

卵は見た目の通り、濃厚でとろとろです。

スープの煮干しと醤油のバランスもすごく良くて、飲み干してしまいました。

店主のお人柄も温かく、年内最終日ということで「良いお年をお迎えください」とお客様一人一人にお声かけされていました。

以前自宅にポスティングされていたチラシを提示したので、100円引きになりました。

店内にはチラシが置いてありますので、再来されたい場合は、是非チラシをもらっておくとよいでしょう。何度でも100円割引になるそうです。

本年度の営業は12月30日が最後。2025年は1月4日からです。おせち料理など食べ過ぎて胃に負担がかかった後にいただくのにもおすすめの癒されるラーメンです。

是非、足を運んでみてください。