CHEWY（チューイー）はモチモチとか歯ごたえのある、CHUNKY（チャンキー）はゴロゴロとか塊、の意。店舗を持たないベークルと米粉菓子のお店「CHEWY AND CHUNKY」はベーグルの食感、ベーグルの具材や米粉の素材感を店名に表しています。

1個で満腹になるベーグル

ベーカリーで2年間修業したマツガシタ イクミさんが「作る楽しさ」を知り、昨年6月から始動。姫路市内でイベント出店や委託販売をしています。
千姫は出店先のマルシェへ。

7種類のベーグルと米粉クッキーの詰め合わせがそろっていました。

ベーグルは北海道産小麦「キタノカオリ」かカナダ・アメリカ産の「ゴールデンヨット」、米麹の天然酵母を使用し、低温で長時間発酵させて仕上げています。
今回、「キタノカオリ」を使ったものの一つは「紫芋とさつまいも」。

直径約10ｃｍで大きい。
生地はもっちりしていて、ムギュともしていて。まさにCHEWY！
中には大きめにカットしたさつまいも。まさにCHUNKY！

さつまいもは夫のタカヒロさんが畑で育てたものです。
ちょうどマルシェの手伝いで勢ぞろいしていたマツガシタファミリーをパチリ。

「あんバターサンド」は小麦「ゴールデンヨット」で。フカッとしていて、ボリュームがあります。ほのかに甘い自家製のあん、上品でさらりとしたグラスフェッドバターがいいコンビでした。1個でお腹いっぱい。

「自分が好きな噛み応え」を追求しているイクミさん。小麦と具材との相性もよく考えられています。これまで商品化したベーグルは約30種類。「えびすかぼちゃとクリームチーズを混ぜたフィリングに、かぼちゃの種をトッピング」など意表を突く組み合わせも。

「衝撃を受けた」「もっと早く出合いたかった」との声も多々。イクミさんは今後も友達と試食をしながら、新作を完成させていくとのこと。待ち遠しい。

愛猫がモデル！ 米粉クッキー

米粉菓子はタカヒロさんの実家が姫路市で米穀店を営んでいることから。兵庫県産のヒノヒカリで作っています。

猫！

マツガシタ家の愛猫、エキゾチックショートヘアーのルーくんをモデルにオーダーした型で焼いているクッキーです。本日は抹茶生地。プレーンやチョコのときもあります。

お店の看板猫ルーくんは紹介プレートにも！ 「小学6年の姪が描いてくれました」って。ひょぇ～、プロのデザイナー作品かと思っていましたよ。
すべての商品にルーくんシールが貼ってあります。ファンキーね。

詰め合わせの米粉菓子はその時々によって異なりますが、マルシェの日はルーくん以外に、スコーン、フロランタン、ビスコッティー、きなこクッキー、チョコチップクッキーが入っていました。

サクサク。米粉とならどのような素材でも生かされるのだなぁ。

千姫の場合、ルーくんをリビングに飾って目が合うごとに、にんまり。数時間後にごめんねと言って、半分に割り、広がる抹茶を味わいました。　

今年から工房を開設したイクミさんは気合十分。夢は全国を行脚してのイベント出店。ムギュッ、フカッ、サクッを多くの人へ届けてください。