ハイエースが開拓の基地。バンライフでの快適さを求めてカスタマイズ#5
キャンプ場の開拓が始まると、その土地に何度も通うことになります。はたまたテントを張って住み込みながらの作業も出てくるはず。そこで僕たちはテント生活ではなく、「車中泊」が快適に出来る環境を整えることにしました。開拓の拠点として、そして今後の管理棟としても利用できればと考え、思い切って中古のハイエースを購入することにしました。今回はそのハイエースをどうカスタマイズしていったのかをお話ししていこうと思います。
◆中古で140万のベッドキット付きハイエース
ハイエースの購入を決めてから、土地探ししながらハイエース探しも行いました。調べてみて初めて知ったのですが、ハイエースって中古でも結構値段するものなんですね(汗)
今回僕たちが必要とするハイエースは、「車中泊」と「開拓の機材運び」として、そしてキャンプ場オープン時には「管理棟」として利用するのが目的です。
勿論状態がいい方が望ましいのですが、走行距離や年式をある程度妥協していかないと購入が厳しくなります。しかし思いのほか早くハイエース専門店のFLEXさんでお手頃な価格のハイエースを発見しました。
・年式:平成19年
・走行距離:14万キロ
・修理歴:なし
・グレード:スーパーGLロング
・燃料:ガソリン
・シフト:4AT/インパネ
・オプション ベッドキット付き
これで140万円。
四駆が良かったとか欲を言えば色々とありますが、それでも車中泊を便利にするためのベッドキットもついていてこの価格は予算通り。すぐにFLEXさんに出向き現物を見て購入を決めました。
車に詳しくはないのでお得だったのか、もっと安いものを狙うべきだったのかは分かりません…。4ナンバーで小型貨物扱いなので車検は1年に1回ですが、維持費は多少安くなります。
何はともあれ、これで開拓のための機材車兼バンライフ用の車を手に入れることが出来ました。
◆バンライフ仕様にしていく
初めてハイエースを購入し、バンライフをする為の準備をしていきます。ベットキット付きの中古車を購入したので、寝床はばっちりなのですが作業テーブルがあった方が便利かもしれないということで、まずテーブル作りから始めました。
荷室仕切り棒を活用して固定していますので、車体に穴を開けずに設置できます。作り方はYouTubeで説明しているので、ご興味があればご覧ください。
そして車内でIHヒーターを使って調理した際、洗い物をしたり、歯を磨いたりするのに簡易キッチンもあると便利だなということで、100円ショップのケースや、アウトドア用シャワーを使って洗い場も作ってみました。
ハイエースがワイドボディでもなく、ルーフも標準なのでやや狭いですが、それでもかなり快適な車中泊空間になったと思います。
走行中に荷物が滑ったり、落ちたりしないようにメッシュパネルを使って固定してあります。
レイアウトは度々変えてどうすれば使いやすいかを模索しています。現在進行形で新たに改装中です。今はベッドキットの下にキャンプギアや開拓に必要な工具やスコップを入れていますが、開拓時は外に出すことも出来るので車内スペースはまた変わってくるでしょう。
また、今は仕事場としても活用できていて、「出勤」というものがないのでハイエース内で仕事をするという風に環境を変えて気持ちのスイッチを入れ替えるのにも役立っています。
今後もこのハイエースはどんどん活用して、より快適な開拓が出来る様カスタマイズしていく予定です。つい先日また内装をカスタマイズしましたのでそちらも後日記事にしていこうと思います。
KAGARIBI けい