中国スマホメーカーのXiaomi、CMで長崎の原爆を連想させる表現で炎上。謝罪へ
中国のスマホメーカーXiaomi(シャオミ)が、4月30日に発表した新機種『Redmi Note 9S』のCMに「日本の原爆を連想させる表現がある」として炎上、5月6日に謝罪しました。
お寿司を食べた男性がふくらむ→爆発→きのこ雲
問題のCMは5月5日に公開されたもの(現在は削除済み)で、『Redmi Note 9S』の急速充電機能を宣伝するシーンでなぜか
- 男性がお寿司を食べる
- 男性の体が急速に膨らんでいく(太っていく)
- 日本家屋の瓦屋根を突き破って空に上昇
- 上空で爆発
- きのこ雲があがる
との表現が行われました。
寿司や街の風景が日本を、男性が太ることからファットマン(長崎に落とされた原子爆弾の名前)を、そしてきのこ雲が描かれたことから日本の長崎に落とされた原爆を連想させるとして炎上しました。
Xiaomiは日本公式Twitterで謝罪文を発表
SNS『Twitter』では「Xiaomi」がトレンド入りするほど騒がれており、CMを公開した翌6日にXiaomiは日本公式Twitterで謝罪文を発表する事態となりました。
Xiaomiは2017年にも日本をからかって炎上
Xiaomiは「今後の再発防止に努めます」としていますが、じつはXiaomiは2017年にも日本のことを揶揄して(からかって)炎上しています。
このときは中国で行われた採用説明会で、日本語専攻の学生に対して「部屋から出て行くかアダルトビデオ産業でなら雇う」と社員が発言したことで炎上しました。
Xiaomiが社内で日本に対してどのように考えているのかはわかりませんが、こうした日本をからかう表現が社内から普通に出てしまい、それを外部から抗議が出るまで気づけないのはとても残念です。
Xiaomiは2019年12月から日本に参入していますが、社内文化も、社員教育もしっかりしなければ日本市場での成功は難しいのではないでしょうか。
1度ならず2度までも、ということで日本のSNS上でXiaomiの評価はかなり下がっています。