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恥ずかしがり屋の子どもに効果的だった!小学校の先生実践する3つの方法とは?

じんちゃん先生教育/子育て/学校

「うちの子、恥ずかしがり屋で、授業で手を挙げなくて心配です」
「友達にも自分から声をかけることができなくて心配です」

 こういったお悩み事を持つママは意外とたくさんいます。とても心配ですよね。私もそうでした。でも、心配しすぎるのは逆効果です。恥ずかしがり屋の子どもには、自己肯定感を高める声かけが必要です。今回は、私が実践した3つの方法をご紹介します。

1.自己肯定感とは?

自己肯定感とは、自分の価値や能力を認めることです。自己肯定感が高い子どもは、自信を持って挑戦したり、人とコミュニケーションしたりできます。では、どうすれば自己肯定感を高める声かけができるのでしょうか?その方法は次の3つです。

2. 子どもの良いところを見つけて褒める

 子どもの良いところを見つけて褒めることは、自己肯定感を高める基本です。しかし、ただ褒めるだけでは効果がありません。子どもが何をしたか、どういう努力をしたか、どういう成果を出したか、具体的に褒めることが大切です。

効果的な声かけその1

「今日は手を挙げて答えたね。すごいね。どうやって勇気を出したの?」

 この声かけは、子どもの行動や感情に寄り添っています。一方、「できる子だね。偉いね。」という声かけは、子どもの能力や評価に焦点を当てています。このような声かけは、子どもにプレッシャーや不安を与える可能性があります。子どもの良いところを見つけて褒めるときは、具体的でポジティブな言葉を使いましょう。

3. 子どもの気持ちを聞いて共感する

 子どもが恥ずかしがり屋である理由は、人にどう思われるかが気になるからです。子どもは、親や先生や友達に認められたいと思っています。しかし、自分の気持ちを表現することが苦手なので、内に閉じこもってしまいます。そんなときは、子どもの気持ちを聞いて共感することが大切です。

効果的な声かけその2

「手を挙げるのは緊張するよね。私もそうだったよ。」

 この声かけは、子どもの気持ちを理解しているというメッセージになります。一方、「手を挙げなさい。恥ずかしがっているとダメだよ。」という声かけは、子どもの気持ちを否定しているというメッセージになります。このような声かけは、子どもに反発や落ち込みを引き起こす可能性があります。子どもの気持ちを聞いて共感するときは、優しくて温かい言葉を使いましょう。

4. 子どもの選択や判断を尊重する

 子どもが恥ずかしがり屋であることを変えようとするのは、親のエゴかもしれません。子どもは、自分のペースで成長していきます。親は、子どもの選択や判断を尊重することが大切です。

効果的な声かけその3

「今日は友達と話したい気分じゃないの?それなら、無理しなくていいよ。」

 この声かけは、子どもの意思を認めています。一方、「友達と話しなさい。一人でいると孤立するよ。」という声かけは、子どもの意思を無視しています。このような声かけは、子どもに従順さや依存性を植え付ける可能性があります。子どもの選択や判断を尊重するときは、自由で柔軟な言葉を使いましょう。

まとめ

 以上、私が実践した3つの方法をご紹介しました。恥ずかしがり屋の子どもには、自己肯定感を高める声かけが必要です。自己肯定感が高まれば、子どもは自分の力を発揮できるようになります。私の記事が、あなたのお子さんの成長のお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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