【秋田県横手市】あの担々麺専門店がパワーアップして帰ってきた!横手市四日町『麺條 廣龍』とは?
2023年4月移転オープン!本格的な四川担々麺が楽しめる『麺條 廣龍』とは?
夏とロックと担々麺。
私はロックが好きである。もちろん音楽のジャンルとしての「ロック」も好きだけど、その生き様、つまり「ロックな生き方」ってやつに無性に痺れるのだ。そんなわけで今回は、先日「男鹿ナマハゲロックフェス」に出演したHYDEさんのタトゥーびっしりムキムキボディ……ではなくて、おススメのロックなラーメン店をひとつ紹介したい。そう、本格的な四川担々麺が楽しめる『麺條 廣龍』だ。
真夏の横手を泳ぐドラゴンのイラストに、赤い「担々麺」の文字。噂の『麺條 廣龍』は、以前横手市赤坂で『担々麺専門店 廣』を営んでいた店主が、今年の春に移転開業した店だ。
実は今から1年ほど前、赤坂の『廣』時代にこのメディアで記事を書いたことがある。その際は「子供から年配まで、あらゆる世代に支持される担々麺」という主旨で記事にさせてもらったが、果たして今回はどんな担々麺に出会えるだろうか。
暖簾をくぐり店内に入ると、温和な雰囲気の店主と一緒に秋田県民のアイドル相場詩織さんのキュートな笑顔が迎えてくれた。私に向かって微笑む相場さんをチラ見しながら、リニューアルした担々麺に想いを飛ばすシーズン・イン・ザ・サン。さっそく私は気になるその品書きに手を伸ばした。
品書き
本格四川担々麺(白):900円
本格四川担々麺(黒):900円
※共にトリュフ風味のチーズ追飯付き
『麺條 廣龍』のツートップは、辛さほとばしる本格四川担々麺(白)と、青山椒の香り豊かな本格四川担々麺(黒)だ。
『あなたは、白派?黒派?』
品書きを見つめながら、その問いかけに誰もが一度は悩むことだろう。私も白と黒をこれだけ見比べたのは、1999年当時そのCDジャケットが話題になった浜崎あゆみの『白あゆ』と『黒あゆ』以来24年ぶりだ。
本格四川冷やし汁なし担々麺:900円
廣龍和麺 特製ニボブシ:800円
廣龍特製四川麻婆豆腐:レギュラーサイズ1,200円/ハーフサイズ800円
『白』と『黒』のツートップのほか、辛くてこってりとした味わいに仕上げた冷たい汁なし担々麺も人気。夜はお酒をお供に本格的な四川麻婆豆腐で、ちょっぴり刺激的な夏を味わうのもアリだ。
今回は『白』をチョイス!さらにロックな味わいに進化した『廣龍』の本格四川担々麺とは?
悩んだ末に私がチョイスしたのは、本格四川担々麺の白。本日は黒に比べてやや辛目に仕上がっている白と、いざ真っ向勝負といこう。
イントロは練り胡麻の風味が効いた優しい味わい、と思いきや徐々にピリッとしたスパイスが顔を出す。パンチ力のあるスープの中で踊る喉ごしの良い特注の細麺。担々麺には欠かせないひき肉に加え、白髪ネギやカシューナッツも良い仕事をしている。たまらないぜ、このグルーヴ感。『廣』のときに比べて、味の深みが増している印象だ。
すっかりアゲアゲモードの私は、ここで卓上調味料のデスザーサイを手に取った。いざ、辛さの極致へ。真夏の担々麵フェスティバル。今日はとことん踊り明かす覚悟だ。
痺れる辛さに、あふれる汗。最近は暑くてソーメンばかり食べている私を誘うピリリとした刺激。ああ辛い。だけどウマい。そしてここで『廣』のときに書いた記事を振り返ると、最後残ったスープの中に追飯の投入を試みるも、残念ながら白飯がソールドアウトしていたことが記されている。だが今日は大丈夫。オレの隣には、トリュフ風味のチーズ追飯がいるのだ。
アラフォー独身男の幸せとは何か。それは奥さんと子供を乗せて夏の海に向かって車のハンドルを握る瞬間ではなく、濃厚な担々麺のスープに追飯を投入する瞬間だ。高速でレンゲを動かしながら、男が夢中になる瞬間がそこにある。
『万人受けする担々麺から、本格的な四川担々麵を提供する新店を』
今年の春に移転開業して以来、店主のそのロックな想いは横手の担々麺フリークの舌を唸らせ続けている。『廣』の時代から、さらに濃厚に、さらに本格的な味わいに進化した『廣龍』の担々麺。ちなみに汗をかいた私に向かって、カウンターの上から微笑みをくれる相場詩織さんは「黒派」とのこと。
……なるほど。これは、早い段階で再訪決定だ。
【店舗情報】
麺條 廣龍
住所:秋田県横手市四日町6-8
営業時間:11時~14時30分、17時30分~21時(ラストオーダー:20時30分)
定休日:不定休
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