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元阪神のウィルカーソン、初登板初先発で初勝利 トゥサンの連勝を11で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
初先発初勝利、元阪神のアーロン・ウィルカーソン(写真:ロッテジャイアンツ)

26日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)はロッテの先発マウンドに、ダン・ストレイリーに代わって新加入のアーロン・ウィルカーソン(元阪神)が上がった。

初登板初先発のウィルカーソンは1、2回を併殺打でイニングを締めるなど、打たせて取る投球でトゥサン打線を抑えた。

ウィルカーソンは5回76球を投げて6安打、2失点、3奪三振。試合は2回に4点を挙げて先制したロッテが、6、7回にも得点を追加し7-2で勝利した。ウィルカーソンは初勝利を挙げ、チームの連敗を3で止めた。

敗れたトゥサンは7月1日から続いた連勝が11でストップ。今月初めての黒星となった。

◇7月26日(水)の結果

・トゥサン 2 - 7 ロッテ(チャムシル)

 勝:ウィルカーソン

 敗:クァク ピン

・キウム 4 - 5 ハンファ(コチョク)

 勝:パク サンウォン

 敗:キム ドンヒョク

・KT 4 - 3 LG(スウォン)

 勝:ソン ドンヒョン

 敗:コ ウソク

・サムスン 7 - 8 SSG(テグ)

 勝:ムン スンウォン

 敗:キム テフン

・NC 3 - 13 KIA(チャンウォン)

 勝:サンチェス

 敗:ソン ミョンギ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「前日に1イニング13得点のハンファ、きょうは1点差勝利」

キウムヒーローズ-ハンファイーグルス(コチョク)は4-4で迎えた10回表、ハンファが2死満塁のチャンスを作ると、3番ノ・シファンが押し出し四球を選び、勝ち越しに成功。そのまま5-4で勝利し、連勝となった。ハンファは前日25日の8回に1イニング13得点を記録。2死後の11得点はリーグ新記録となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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