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FRBの静かな後退&日銀リフレ派の分裂etc=死んだ“奴雁”への幻想

窪園博俊時事通信社 解説委員
仲間を見張る雁は「奴雁 (どがん)」と言われる。(提供:アフロ)

(第368号・2017年9月25日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「FRBの静かな後退」

              「日銀リフレ派の分裂」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「死んだ“奴雁”への幻想」

■ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

<FRBの静かな後退>

 先週のFOMCはタカ派と受け止められ、ドル円は急伸した。今年3回の利上げ見通しが維持され、「年内にもう一回の利上げがある」との期待が維持されたからだ。もっとも、長期的な政策金利水準は下がり、市場反応とは別にFRBは静かにタカ派姿勢を後退させつつあるように思われる。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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