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【京都市西京区】松尾大社駅にツバメが巣作り 阪急駅員さんらが優しく見守ってあげてと心温まる呼びかけ!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 京都市の西端、松尾大社の鳥居前に位置する阪急松尾大社駅に2024年4月25日に訪れると、構内にツバメが巣作りを始め、乗降客らの目を和ませていました。

 つがいのツバメが共同で巣作りを始めたのは、阪急電鉄嵐山線の桂駅方面乗り場の改札を構内に入ってすぐの桂(京都河原町・大阪・神戸・宝塚方面)への指示看板の上です。

 オス、メスが交互にどこからともなく泥や枯草を運んできて、まるでレンガを積み重ねて家を造っていくように巣作りをしていました。看板の下には、駅員さんたちによって段ボールによるトレーが設置されていました。

近くで様子を見守るオス
近くで様子を見守るオス

 改札前には、「今年もツバメが子育てを始めました。巣立つまで優しく見守っていいただきますようお願いします」の張り紙がしてあります。何か心温まるものを感じました。

 阪急電鉄株式会社広報部の松尾謙一さんに伺うと、「阪急沿線の駅構内にツバメの飛来は多くあります。ツバメが巣作りをするところには幸福をもたらすともいわれていますので、お客様の安全を考慮して、電車運行上差支えのない場合は撤去せずに巣立ちまで優しく見守っています」ということでした。

 みなさんに優しく見守られながら、元気良く子育てをして巣立っていくことを心から願います。くれぐれも静かに鑑賞をお願いいたします。

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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