ピーマンは「縦に切って!!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「ピーマンの旬」をご存知ですか?
ピーマンは年中店頭に並んでいますが、旬は6月〜8月ごろ!そう、まさに今が旬の野菜なのです。そして、ピーマンというのは…辛味の少ない「とうがらし」の一種で、未熟な緑色の実を収穫した青ピーマンと、完熟させた赤ピーマンは同じ品種なのです。
そんな、ピーマンですが「ある理由」で子どもから不人気です。
ある理由とは…「苦味」。ピーマンの苦味は、特に子どもたちにとっては苦手な要素の一つ。ですが、この苦味を抑えるための切り方があるのをご存知でしょうか?
今回の目次
- ピーマンの苦味の正体
- 切り方で変わる味:「縦切り」と「横切り」
- 縦切りの秘密:なぜ苦味が軽減されるのか?
- まとめ
ピーマンの苦味の正体
そもそも、ピーマンの「あの苦味」はなんなのでしょうか?
【苦味の正体】
ピーマン特有の香り成分である「ピラジン」だと言われています。
しかし、この苦味の元である「ピラジン」には、私たちの体に大きな健康効果があります。
【ピラジンによる健康効果】
・毒素排出
・高血圧予防
・血液をサラサラにする
切り方で変わる味:「縦切り」と「横切り」
このピラジンですが…実は切り方次第で「苦味」を抑える事が出来ます!
その切り方というのは「縦切り」です!
『どっちが縦切りでどっちが横切りや?』という方の為に画像を作ったので見てみて下さい!(上の画像)
・縦切り→苦味が弱い
・横切り→苦味が強い
縦切りの秘密:なぜ苦味が軽減されるのか?
一体なぜ、縦に切ると苦味が軽減されるのでしょうか?
答えは…「細胞」と「繊維」
ピーマンの繊維というのは縦に並んでいます。つまり、繊維にそって切ると、
細胞が傷つきにくくなり、苦みが最小限になるというわけ!
そして、もう1つ大きなメリットがあります。それは…「食感」
ピーマンのシャキシャキとしたあの食感は横に切るより、縦に切ったほうがより保つ事が出来ます。つまり、青椒肉絲は縦切り一択です!
まとめ
もし、お子さんがピーマンが苦手ならぜひ「縦切り」に切り替えてみて下さい!もしかしたら、食べられるようになるかも…?