【浜松】松菱跡地についに店舗か!?新規店舗の予告が話題に、その店舗は……
2001年11月14日、328億円の負債を抱え経営破綻した、浜松市の中心街にある老舗デパート「松菱」。あれから20年後の2022年の現在、未だに何も手つかずの状態であることが誰が想像できたでしょうか。そもそもなぜこの広大な土地はいつまでも空き地なのか。そんななか、ついにその地に新たな店舗の予告が出ておりました。その店舗は……。
松菱跡地とは
松菱跡地とは、2001年似経営破綻した地元のデパート「株式会社松菱」の跡地です。2015年に解体工事がおこなわれ、現在は更地になっております。
暫定的にイベントなどのスペースとして開放されているが、現時点で恒久的な施設が建設されるといった情報はありません。
管理しているのは地元のデベロッパー企業「アサヒハウス工業株式会社」です。現在、市内の数多くの施設を手掛けています。中心街にあった元イトーヨーカドーは、かじプラという施設となり、ホテルやエクセル浜松(JRA)などが入っております。
しかし松菱跡地に関しては、ここ20年間「大丸」などの誘致の話はありましたが、昨今の景気の状況を踏まえ、たち消えに。
仮に、商業施設のようなものを建設したとしても、テナントが入る保証はなく、空きビル化してしまうのは明確。
そんな状況が続き、現在に至るわけですが、ついにそんな空き地に新しい店舗が、建設されるという情報が。
ということでさっそく現地に行ってみました。
新店舗予定地に行ってみた
ということでさっそく新店舗予定地に行ってみました。場所はラーメン屋「しるし」のある奥「櫻乃園」のあたり。
「櫻乃園」の1F部分は空洞となっており、車などの出入りができるようになっていますが、この場所に店舗が建設される模様です。
また、この辺一帯のビルは「松菱通りB-2ビル」と呼ばれ、様々な地権者が複雑に権利を区分所有している。
その「松菱通りB-2ビル」の1F部分に建設されるということで、つまりビルの増築といったところの扱いになりそうです。
店舗は「ふる里」
さて気になる店舗は、地元のお菓子名店「ふる里」となるようです。
ふる里といえば、以前浜松エキマチから撤退したことをお伝えしましたが、どうやらこちらに移転するというようです。
結論からいえば、松菱跡地というよりも「松菱通りB2ビル」の増築ということになりそうですが、この場所に地元の企業の店舗が出店するという事実はある意味大きな一歩なのではないでしょうか。
今後さらに出店店舗が増え、以前のような活気のみなぎる「松菱通り」が復活することを願いたいものですね。