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【札幌市中央区】センチュリーロイヤルホテルのビルは、現在どうなってるんだろう?思い出がたくさんある。

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

食後の散歩に、懐かしい場所に行ってみる。

札駅エリアで用事を済ませて、久しぶりに美味しいカレーを食べました!しかしお腹膨れすぎ。

ですので、散歩がてら苗穂まで、徒歩で帰ることにしました。

今日の散歩は、旧センチュリーロイヤルホテルが入っていた住友生命札幌ビルです。

閉鎖してから4か月以上が経過しました。

まだ外観はそのまま残っているものの、チラと中を覗くと、ホテル内部の什器や内装をどんどん運び出しているようでした。

思い出。

このビルはホテルと、オフィスが混在している建物でした。

2階がホテルのロビーで、エスカレーターはそのゲストと、その上の数フロアの、オフィスの人が混在していましたね。

私は、ここの4階にある添乗員派遣会社に登録していました。通訳案内士になる前の修行をさせてもらって感謝しています。

今思うと、やはりビルは古かったせいか、空調があまり良くなかった気もしていますが、建設当時としては最新鋭のものだったのだと思います。

このビルの地下の、大好きなお店。

地下に数軒あった飲食店の中には、ベルギービールの名店、Paul's cafeもありました。ここは大好きで、ランチに、そして夜にもかなり寄っていました。

フードも上記のキーマカレーなどの他、ディナータイムに頼めたベルージャン(ベルギー)スタイルのムール貝なども素敵でした。もちろんベルギービールも多数。

その他には、この地下にはカレーのお店と、レトロな喫茶店などがありました。

工事、進行中。

解体工事の進行は、さすが超有名工務店さんの仕切りゆえ、きちんとしているように思えます。

デジタル案内板には、工事状況とともに天気情報なども流す、よくできた感じです。

しかし、北5条通りに面していた歩道は、そこに隣接していたファミマなどのスベースもまとめて現場として隠されているので、相当に狭くなっています。

歩行をするには少々不便を感じます。

今、札幌で多数の工事が進行している、本質的な理由。

近くで進行している新幹線工事とともに思ったのは、札幌では今、20世紀の後半1960-80年代に用意されたビルやインフラが、交代の時期に来ているのだろう、ということです。

1972年の、冬季札幌オリンピック前後にたくさん建てられたビルが、そろそろ終わりをむかえているのだと感じています。このビルの建築も1973年ですから、良く頑張ったなあと思うのです。

まさに今、札幌の風景が、大きく変わる時期に来ているのでしょうね。


★旧センチュリーロイヤルホテル(住友生命札幌ビル)
住所: 札幌市中央区北5西5-2
閉館に関する参考ニュースは、NHKさんのものがよくまとまっていると思います。

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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