新幹線に乗る前にサクッといただける「きしめん 住よし」。なんと新幹線のホームに4店舗、JR在来線のホームに5店舗もあり、名古屋の個性的な麺文化を象徴しています。

出張で名古屋に来たときによく利用するという方や、ついつい駅のホームで見かけた時に寄ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

電車を待つ10分間で食べられてしまうのが最大のメリットですよね。券売機で注文した後、手際の良い店員さんが1〜2分で提供してくれます。

店内は立ち食いスタイルなので、長居するお客さんもいません。回転もかなり早いです。名古屋駅から新幹線に乗る20分前に着いておけば、十分時間に余裕があります！

そんな「きしめん 住よし」さん。実は定番のきしめん以外もいくつかバリエーションがあるのはご存知でしょうか？

かき揚げを乗せたきしめんが思い浮かぶという方も多いかもしれませんが...

カレーきしめんや、みそきしめんというように出汁が違うきしめんもあるのがポイント！実はこれらは名古屋めしの一つ、カレーうどんや味噌煮込みうどんに少し似ていたりします。

きしめん住よしさんを訪れれば、名古屋めしを意外と網羅的に楽しむことができるのです。

今回オーダーしたのは「カレーきしめん」。ふわふわとしてモチモチ食感のきしめんに、カレーのルウもよく合います。ルウですが、きしめんの出汁と合わせており、良い塩梅でルウの旨味と出汁の風味が味わえる名古屋らしい味わい。

優しい出汁と、甘く濃いルウが一緒に口のなかに染み渡っていき、きしめんを食べ進めるごとに身体がぽかぽか温まっていきます。そして飲み干せば、ホッと一息充足感に浸れます。これこそ、きしめん 住よしを訪れる醍醐味と言えるひとときです。

そんなカレーきしめんですが、サイドメニューのいなりが相性抜群なので、ぜひオーダーしてみてください。2個で税込150円。やむなく昨今の情勢で値上げをしていますが、それでも素晴らしいコストパフォーマンスを保ってくれています！

頼んだ瞬間というくらい提供スピードが早いので、まずいなりを一個食べてきしめんの到着を待ち、きしめんと一緒にもう一個いただくという感じ。

濃くて風味豊かなカレーと、あっさりとした酢飯＆甘い揚げが対照的！いなりというアクセントがあることで、きしめんの満足度も高まります。

いかがでしたでしょうか？今回は意外と穴場なメニューをご紹介してみました。ぜひ名駅のホームでいただいてみてください。