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思ってたのと違う!賃貸OKピンに書かれている耐荷重○○kgの本当の意味とは

kagome.lifeDIYアドバイザー

DIYアドバイザーのせいです。今回は壁に取り付けるピンタイプのフックの正しい選び方についてです。便利なピンフックですが状況に合った商品を正しく選んでいる人が少ないことに驚かされることもしばしば。安全に使うために気を付けてほしいポイントをお話します。

正しく理解してる?耐荷重の意味

ピンフックを選ぶ時、説明書きに書かれている耐荷重○○キログラムという記載を見たことがあると思います。この意味は、単純に○○キログラムまで耐えられますという意味ではありません。というと少し極端ですが正しくは、静止状態で耐えられますという意味なのです。

静止状態とは?

では、静止状態とはどんな状態でしょうか。それは言葉の通り、静かに止まった状態のこと。手が触れたり、風が当たって揺れたり、物を置いたりすることは全て静止状態ではありません。

静止状態の使用OKシーンとNGシーン

では静止状態を維持し、生活の中で使えるシーンとはどんな使い方でしょうか。

具体例としては、鏡の固定、写真フレームの固定、照明器具の固定など。そのものに動きがなく、外から動きが加わることのないので記載されている耐荷重のとおり選べば安全に使えます。

鏡は動きがないので静止状態。
鏡は動きがないので静止状態。

反対に、鞄をかけたり、天井から植物を吊るしたりする使い方は動作状態であり耐荷重をクリアしていません。水やりしないフェイク植物ならOKです。

天井から吊るした洋服掛けは、静止状態ではありません。
天井から吊るした洋服掛けは、静止状態ではありません。

静止状態でなくても使える方法と注意点

とはいえ、ピンフックを使用したいシーンは静止状態ではないことがほとんどですよね。その場合は、フックの数を増やして対応可能。私のやり方としては、最低でも2倍の耐荷重になるようにフックを増やして強度アップを狙います。ですが2倍というのは目安で、使用シーンによって大幅に変わるため一概には言い切れません。あくまでも自己責任で使用可能ということになります。

まとめ

ピンフックは便利なアイテムですがよくわからないまま選んでいる方が多いのが現状です。もし今お使いのフックがあれば一度、ズレがないかなど見直して頂き安全に使っていただく機会になれば幸いです。

DIYアドバイザー

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