2018年に追加される新「絵文字」発表!左右の向きを逆にすることも可能に?
文字コードの業界規格である『Unicode』の開発を調整するアメリカの非営利団体ユニコードコンソーシアムから、2018年に追加される新「絵文字」のベータ版が発表されました。
発表された絵文字はベータ版のためテスト後に調整が行われる可能性もありますが、テディベア、マンゴー、カップケーキ、赤毛の男女など全部で116種類の絵文字が追加される見込みです。
Emoji Version 11.0 List(Unicode 11で追加される絵文字の一覧)
絵文字の左右の向きを変えられるように?
面白いのはUnicode 11からサポートを提案されている絵文字の方向を指定できる仕組みです。
これにより、右を向いている絵文字を左に向かせることができるようになります。
お手元のスマートフォンなど使用する端末がUnicode 11をサポートしていなければ向きの変更はできませんが、例えばAppleの『iPhone』は2016年6月にUnicode 9を、2017年6月にUnicode 10をサポートしています。
そのため例年通りであれば2018年6月に新しい絵文字が追加され、さらには左右の向きも変えられるようになると思われます。
絵文字の向きが変わるなんて大したことないように思われるかもしれませんが、『LINE』や『Facebook Messenger』などのメッセージアプリは吹き出しが左右に分かれているため、向きを変えられるようになればコミュニケーションを今よりも取りやすくなることでしょう。