2023年11月4日・5日に伏見桃山周辺で初開催された妖怪イベント「FUSHIMI YOKAI SAKE FESTIVAL」。

伏見桃山、御香宮神社では日中から妖怪アートフリマ「モノノケ市」、中書島〜伏見桃山界隈では「妖怪酒バル」という呑み歩きイベントが行われていました。

筆者は今回お昼の時間にモノノケ市へと行ってまいりました。大層怖がりな娘（7）を連れて...。「お昼間は妖怪いない。妖怪いないから〜」と説得しつつ連れて行ったんですがね...。

もう早速入り口に居た！　しかも鬼が居た。しかしカメラを向けるとポーズをとってくれたりしてとってもフレンドリーな妖怪さんでした。娘を宥めつつ境内に入ると、もうお客さんかのように普通に歩いている妖怪たちが。

洋風の妖怪、お綺麗です...！

こんなにもクオリティが高いとは。もはや見えていないだけで妖怪はいつもどこかしら傍にいるのかもしれない...という謎の境地に至りながら初体験の異空間を楽しみました。そう、めちゃくちゃ楽しい！

妖怪縛りのアートフリマということでしたが出店者さんの多さにも驚き。人形・アパレル・お面・アート...ちょっと怖いものから可愛いユル妖怪まで、見ているだけでもワクワクするようなアイテムの数々。

そして来られている人を見ていると外国人の方がすごく多いのが印象的でした。「妖怪」というコンテンツに対する海外からの注目度の高さがうかがえますね。

予想以上に妖怪に遭遇してややテンション下がり気味だった娘ですが、狐の面づくりのワークショップに参加したりもしまして、結果的にとても楽しめたのでした。妖怪イベントならではの体験！

残念ながら夜の大イベント「伏見百鬼夜行」には参加できなかったのですが、2日目には安全を考慮してルートが変更になるほどの大盛況だったようです。初開催にしてこの盛り上がりとイベントとしての完成度の高さに感動しきりでした。また次があることを楽しみに…！

妖怪イベントの元祖は上京区の大将軍商店街。

京都の妖怪イベントですでに有名なのは大将軍商店街、一条妖怪ストリート。普段からお店の前に妖怪が立っていたりして、たまたま通りかかった筆者はなんだここは！？　と驚いた記憶があります。「一条百鬼夜行」が有名なのですが、あまりにも有名になりすぎたが故の存続危機状態になっているそうです。現在一条百鬼夜行保全と存続をかけたクラウドファンディングが行われておりますので是非とも一度ご覧いただけたらと思います。

御香宮神社

住所：京都府京都市伏見区御香宮門前町174

・公式ホームページ