iPhoneとApple Watchの充電器をコンパクトにおさめたいのは、旅行におけるひとつの悩みだろう。

ご存知の通りiPhoneとApple Watchでは充電方法が違うため、基本的には充電ケーブルを共有できない。

一方コンセントに挿すUSB Type-Cの急速充電器は、iPhoneとApple Watchで同じものを使える。しかし急速充電器が1ポートの場合、iPhoneとApple Watchを同時に充電できなくなってしまう。

旅行中にiPhoneとApple Watchをしっかり充電できるのは、ホテルにいる数時間だけである。それゆえ両者を同時に充電できないのは若干の不安になるだろう。

2ポートを搭載したUSB Type-C充電器を持ち運んだとしても、ホテルの狭いデスクに充電ケーブルが2本となる。

ただでさえ散らかりやすいホテルのデスクがどうなるかは想像しやすいだろう。

そこで筆者がおすすめしたいのがiPhoneとApple Watchを同時かつコンパクトに充電できる「KINIVA 折りたたみ式3-in-1ワイヤレス充電器」である。

折りたたみ式のコンパクトな充電器

冒頭の画像のように手のひらサイズのワイヤレス充電器だが、本体を180度に広げることができる。

本体への給電は側面のUSB-Cポートから。

最小限のスペースでiPhoneとApple Watchを同時に充電できるのが魅力である。

折りたためば、小さなポーチにも嵩張らずに収納できる。

iPhoneのスタンバイやApple Watchのナイトスタンドモードに対応

本体の角度を調整すれば、充電スタンドとしても活用できる。

iPhoneを横向きに吸着させることで、時計やウィジェットを表示する「スタンバイ」が使える。

Apple Watchのスタンドとしても優秀、ナイトスタンドモードにも対応している。

最新のワイヤレス充電規格「Qi2」に対応！

Qi2は2024年1月から使えるようになった最新のワイヤレス充電規格である。従来のワイヤレス充電器では、iPhoneへの最大出力が7.5Wに制限され、充電速度に課題を残していた。しかしQi2がリリースされたことで、iPhoneを15Wで高速ワイヤレス充電できるようになった。

コストパフォーマンスが良い

複数デバイスを同時に充電できるQi2対応ワイヤレス充電器は、一般的に高額になりやすい。1万円を超えるモデルも多く、気軽に購入しようと思えないことがほとんどである。

しかし「KINIVA 折りたたみ式3-in-1ワイヤレス充電器」は、破格の4,000円前後で購入できる。この価格帯で購入できるQi2対応ワイヤレス充電器は珍しい。

その上コンパクトなので、日常シーンだけでなく旅行先でも重宝するだろう。

まとめ: 手のひらサイズでQi2兼2in1ワイヤレス充電器

この記事では、「KINIVA 折りたたみ式3-in-1ワイヤレス充電器」の特徴や使用感についてレビューしてきた。

コンパクトなサイズ感のなかに最新の性能が組み込まれているので、自宅だけでなく持ち運び用としても重宝するワイヤレス充電器に仕上がっている。

他製品に比べて手が出しやすい価格設定でコスパが良いのも魅力だろう。

関連記事では、本製品のデメリットなどを含めた詳しいレビューを執筆した。購入を検討している方は、ぜひ本稿とあわせてチェックいただきたい。

関連記事: KINIVA 3-in-1ワイヤレス充電器をレビュー！持ち運びやすく旅行にもオススメ

※レビュー記事の執筆にあたり、メーカーに製品サンプルを提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。