桜も満開を迎えている4月上旬。あと1週間ほど春麗な日々が続いていきます。

今回は、地下鉄でもふらっと立ち寄れる、名古屋の穴場な桜名所として八事山「興正寺」をご紹介します。

「興正寺」は名古屋市営地下鉄・八事駅から徒歩すぐの場所に位置している由緒正しい寺院です。

江戸時代の開山以来、尾張藩2代目藩主・徳川光友公が帰依したことで、尾張徳川家の祈願所として篤い信仰を受けました。

そんな寺院のトレードマークは「五重塔」。そして春には、見事なソメイヨシノに包まれます。

五重塔の右手前から撮影すれば、五重塔と桜のコラボレーションを収めることができますよ。また五重塔の手前には大仏さまも鎮座しています。

古都を思わせる名古屋の桜の絶景は、旅情をかき立ててくれるはず！

そんな「興正寺」ですが、オススメの場所は境内を一望できるパノラマポイントです。

境内右手の「圓照堂（えんしょうどう）」へ続く階段を上っていくと、五重塔を中心に、桜が境内を覆う風景を眺めることができます。

少しずつ木々の緑も鮮やかになる季節。清々しい気温の中、カメラを構えながら、癒しの時間を過ごすことができました。

寺院と桜のコラボレーションは本当に映えますね！

他にも、千種区の「日泰寺」や「相応寺」をはじめとして、意外と名古屋にもこうした桜スポットが多いことに驚かされている今日この頃です。

しかしその中で唯一無二なのは・・・

やはり大仏さまと桜のコラボレーションでしょう。日が上がってくると逆光で撮影しにくいですが、それを生かせば神々しい一枚が撮影できることも！

巡光狙いなら、午後の遅い時間が良いと思います。桜自体はこじんまりとしており、サクッと楽しむことができるので、ぜひ桜が満開の間に訪れてみてください。