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たくさんしまうことが良い収納ではない!詰め込み収納よりも出し入れしやすい収納を

整理収納アドバイザー渡部夏代整理収納アドバイザー
収納量よりも使いやすさ

たくさん収納できることに重きをおいてしまっていませんか?

量を優先してしまうと、ついつい詰め込み収納になってしまいます。

たくさん収納するよりも、出し入れのしやすさを追求するほうが、暮らしやすくなります。

詰め込み収納の悲劇

人はどうして、ツイツイたくさん詰め込んでしまうのか?

1.収納が少ないのでやむを得ず詰め込んでしまう

2.そもそも量が多過ぎる

3.たくさん収納することが「優れた収納」だと思っている

1と答える人が多そうです。次に2と答える人も多そうです。

しかし、実は3番だったりしませんか?

詰め込むこと自体は決して悪くないのですが、詰め込むことによって出し入れしにくくなる→出したモノが戻らない→定位置じゃないところにちょい置きする→テーブルや床にモノが散乱する→行方不明になり探すという悪循環が起こりやすいです。

よく使うモノをいかに出し入れしやすくするかが、使いやすさの大きなポイントです。

特にキッチン収納の攻略は、よく使うモノをいかに出し入れしやすくするかにかかる

よく使うフライパンだけを引き出しに収納した
よく使うフライパンだけを引き出しに収納した

キッチンは多くの場合、効率の良さが求められます。人によるかもしれませんが、食事の準備や後片付けの時間短縮ができる収納にしたいと思う方が多いのではないかと思います。

出し入れする時に、前のモノを「どける」、重ねてあるモノを「どける」といった動作が加わるとそれだけ多くの時間がかかってしまいます。

可能な限り、どけてから取り出すという動作をしないで済むようにする。キッチン収納の重要な攻略方法です。

山崎実業ディッシュストレージプレート 空間を区切って出し入れしやすく

山崎実業ディッシュストレージプレート
山崎実業ディッシュストレージプレート

空間を仕切ることで重ねずに収納できます。

深めの器はサラダやスープなど汎用性が高い超1軍の食器
深めの器はサラダやスープなど汎用性が高い超1軍の食器

下に深めの器を収納し、上にマグカップを収めています。

「どける」という動作がないので、サッと出し入れできます。

山崎実業ディッシュスタンド お皿を立てて収納

山崎実業ディッシュスタンド
山崎実業ディッシュスタンド

お皿を立てて収納できるスタンドです。すべり止めが良い仕事をする優れものです。

収めるのは1台につき1種類だけ
収めるのは1台につき1種類だけ

大きさの違う2種類のお皿があるので、それぞれにスタンドを1台ずつ使って立てて収納しております。

違う種類を混ぜないのがポイントです。そうすることで出し入れする時にストレスがかかりません。

一発で目標のモノを出せる・戻せる

一発で取り出せる
一発で取り出せる

食器棚の扉を開けたら、何にも邪魔されずに使いたいお皿を取り出せる。

引き出しを開けたら、何もどけなくてもお鍋を取り出せる。

詰め込みがちな収納を行っている場合は、知らず知らずのうちにストレスを感じているかもしれません。

どこか一か所だけでいいので、一発で取り出せる場所を作って快適さを味わってみましょう。使いやすさを実感できることと思います。

整理収納アドバイザー

整理収納に関する発信を行います。筆者が幼少期好きだった遊びは『引き出し整理』。物心付いた時から片付け好きの人生を送っているが、基本的には面倒くさがりです。よって「面倒なことをいかに面倒と感じずにできるか?」を日々探求しております。現在は札幌市を中心に家庭の整理収納サポートと企業の環境改善、および整理収納に関する資格講座を開催中。ファイリングの資格も保有し、情報資産管理指導者として書類整理のサポートも行います。

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