W杯本大会に臨む日本代表は、やっぱり0トップの方がいい!
日本はやっぱり0トップの方がいい。日本代表候補合宿の最終日。招集されたボーダーラインの選手たちが、流通経済大学と戦った練習試合を眺めながら僕はそう思った。
メンバーは前半と後半で全て入れ代わった。センターフォワードのポジションで45分ずつプレイした豊田(前半)と川又(後半)のデキは、そう悪くなかったが、W杯本大会でぜひ見たいと思わせるパフォーマンスを披露したわけでもなかった。他のポジションの選手に比べると、世界的なレベルまでの距離が離れているように見えた。
彼らより優先順位が高い柿谷と大迫も、出るところに出れば貧弱に見える。
柿谷の場合は、センターフォワードがベストポジションかどうか、根本的なところからもう一度考えるべきだと思う。彼には、フィオレンティーナ、バーゼルなどが興味を示しているといわれるが、チャンピオンズリーグレベルのクラブでプレイしようと思えば、1トップより4−2−3−1の3のサイドの方が現実的だ。欧州の一流のストライカーと比べると柿谷のプレイはまだ幅が狭い。光るものは間違いなくあるが、いつでも光るわけではない。合うチームもあれば合わないチームもある。いろんな意味でスケールも小さい。
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