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【京都市伏見区】「濃厚」とはこの一杯のためにある!芳醇な煮干しを加えた、究極のドロ白湯醤油ラーメン

松田洋平ライター(京都市)

今やラーメン店の超激戦区となっている藤森エリア。2013年9月にオープンし、間も無く10周年を迎える「頑固麺」をご紹介します。

店主がひじを怪我されているため、現在は営業時間をお昼の3時間に限定。

こだわりの濃厚熟成白湯スープには、店主の想像を絶する想いが込められています。

お店の外観

京阪・藤森駅の西口から名神高速道路の北側の道路を西へ600メートルほどのところにお店があります。

お店の入口付近は、やや雑多な雰囲気が漂っているので、「頑固麺」という字面の印象もふくめ、はじめてお店を訪れる場合は少しドキドキするかも知れません。

「頑固麺」の外観
「頑固麺」の外観

ピーク時間には行列ができることも多く、お店の前には順番待ちのためのイスや冷水が用意されています。この心遣いはありがたいですね。(行列の先頭の位置指定や“代表待ち”の禁止など順番待ちのルールがあるので要注意)

お店の前に並ぶイス
お店の前に並ぶイス

同店は食券制です。お店の前に券売機が設置されているので、先に食券を購入しておきましょう。

店外に設置されている券売機
店外に設置されている券売機

店内のようす

お店に入ると、左側にカウンター、右側に4人がけのテーブルが2卓というレイアウト。傘電球がつるされた店内は全体的に少し暗めですが、隠れ家的な雰囲気があります。

「頑固麺」の店内のようす
「頑固麺」の店内のようす

「鶏豚骨」と墨で書かれた文字が、妙に良い味を出していますね。

おすすめのメニュー

ラーメンのラインナップはこちらの5種類。

  • とりとんこつ
  • 煮干しとりとんこつ
  • 濃厚醤油とりとんこつ
  • 鶏中華そば
  • 背脂醤油MAZESOBA

鶏、豚骨、野菜を高火力で炊き出したという濃厚な白湯スープは、ドロッとした特徴的な仕上がりです。はじめての場合は、「とりとんこつ」ベースのラーメンを注文するのがおすすめ。

煮干しとりとんこつ

「とりとんこつ」のスープに、煮干しの旨みが加えられた「煮干しとりとんこつ」を注文しました。

目の前に届けられた瞬間に、湯気とともに煮干しの芳醇な香りが漂って来ます。思わずニヤリとしてしまうほど濃厚。口に入れずとも、間違いなく美味しいことが伝わります。

煮干しとりとんこつ
煮干しとりとんこつ

麺は、京都の多くの人気ラーメン店が採用している、老舗の製麺所「麺屋棣鄂(めんやていがく)」の中太麺16番。小麦の風味が豊かな麺で、濃厚なスープとの相性も抜群です。

老舗製麺所の中太麺
老舗製麺所の中太麺

器の大部分を覆っているチャーシューをめくってみると、このスープの濃厚さが一目瞭然。麺の太さが変わって見えるほど、ドロッとしたスープが麺を包み込んでいるようです。

こだわりのドロ白湯スープ
こだわりのドロ白湯スープ

ドロドロのスープは意外にもマイルドな口当たりですが、テーブルに置かれている「唐辛子酢」を投入すると、サッパリとした味わいになります。好みで調整するも良し。

テーブルに置かれた調味料
テーブルに置かれた調味料

塩水調理のチャーシューはやわらかくて食べやすい。薄くカットされているとは言え、この大きさは食べ応えがありました。

大きく食べ応えのあるチャーシュー
大きく食べ応えのあるチャーシュー

気になる!1日20食の限定メニュー提供中!(9月10日まで)

濃厚な味わいの熟成白湯スープが人気の同店ですが、公式X(旧Twitter)に気になる情報が!

なんと、8月29日(火)〜9月10日(日)まで1日20食限定で、「自家製ベーコンと夏野菜の冷たいスパイシーカレーMAZESOBA」を提供されています。

残暑が厳しいこの時期だからこその一杯ですね。事前にチェックしてからお店を訪れるのが良いかも!

お店の情報

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頑固麺
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住所   |京都市伏見区深草西浦町6-62
電話番号 |075-643-7337
営業時間 |11:00〜14:00
定休日  |月曜日
SNS   |X(旧Twitter) 

ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

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