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こんにちは、ニシムラマコジです。

これは息子が２歳の頃のことでした。

ある日突然お腹の痛みに襲われた僕は、

すぐさまトイレに行こうとしたのですが…

その姿を見た息子が急に

自分もトイレに行きたいと

主張し始めたんですよね。

「とーちゃんは漏れそうだから

少し我慢してくれないか」

と頼んでみたのですが、

息子は「オレも漏れそうだ」の一点張り。

２歳児を押しのけてトイレに行くような

大人気ない行動は出来ませんから、

仕方なく先を譲り、

息子が出てくるまで我慢することにしました。

ところが…

漏れそうだと言っていたくせに

待っても待っても

彼がトイレから出てくる気配はありません。

その間僕はずっとピンチが続いておりましたが、

それに気付いていないのか

息子は急ぐ様子もなく…

５分ほど待って

結局息子から出たのは

「やっぱり出ない」

という言葉のみでした。

ウソだろ…。

漏れそうだって言うから譲ったのに！

とにかく追い込まれていた僕は

すぐに息子をトイレから追い出し、

なんとかピンチから脱しましたが…

その後も息子は

お腹を痛がる様子もなく、

結局その日は何事もなく終わったのでした。

今から考えると、

漏れそうだと言ってた割りに

逼迫感がまるでありませんでしたし、

多分僕がトイレに行く姿を見て

なんとなく自分も行っておいた方がいいような気分になり、

それならとーちゃんより先に行こう！

となったんでしょうね。

なんとも困った話…

ではありましたが、

なんとかギリギリ漏らさずに済みましたので、

まあ良しといたしましょう。

今となってはいい思い出です。

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＜作者PROFILE＞

ニシムラマコジ：ギャグ漫画家。

2歳年下の妻（かーちゃん）に小学校高学年の息子（おーくん）、小学校低学年の娘（みーちゃん）がいる。

現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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