巨峰は「房のまま、保存しないで!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「巨峰」は好きですか?
今の時期、スーパーの店頭には巨峰がたくさん並んでいますよね。あの甘くてジューシーな果肉は、子どもから大人まで大人気!私も先日、「巨峰」を食べましたが、とても甘くて思わず、発狂してしまいました。
巨峰の旬は「7月頃〜11月頃」までで、中でも9月頃が出荷量が多いと言われています。そんな、今が出荷の最盛期である巨峰ですが、皆さんはどのように保存していますか?実は、保存方法次第で巨峰の鮮度や甘みを長く保つことができるのです。
今回の目次
- 巨峰は房から外して保存して下さい!
- 枝に水分が吸われてしまう
- 巨峰の正しい保存方法
- まとめ
巨峰は房から外して保存して下さい!
今回のタイトルにも書いてありますが、「巨峰は房から外して保存して下さい!」
もっと正確にいうと…買ってから1〜2日で食べ切るのなら「房のまま」保存しても大丈夫です。しかし…
3日以上保存する予定がある場合は、房から外して保存するのがベストなのです!
『面倒臭い』と思うかもしれませんが、このひと手間が巨峰を美味しく保つためにはとても大事なのです!
枝に水分が吸われてしまう
でも、一体なぜ「房から外して保存する方が良いのでしょうか?」
答えは「実の水分」です。
【解説】巨峰の実を枝に付けたままにして保存すると、枝が少しずつ実の水分を吸い取ってしまうのです。
さらに、房のまま保存すると、下の実が上の実の重みで潰れてしまうことがあり、そこからカビが生える原因になります。
そのため、巨峰を美味しく保つためには、房から外して保存することが非常に重要です!
巨峰の正しい保存方法
では、最後に「巨峰の正しい保存方法」を皆さんにお教えしたいと思います。ぜひ、巨峰を買った際は真似して下さいね!
① 枝を2〜3mm残して、実を房から切り離す。
② キッチンペーパーを敷いた保存容器にぶどうを1粒ずつ並べる。
③ キッチンペーパーをかぶせてふたを閉め、冷蔵室に保存する。
切り離す時は、手でちぎると皮が裂けてしまうので、ハサミを使い、枝を2〜3mm残して丁寧に切り離すのがポイントです!
※こちらの方法で1週間ほど保存できます。
まとめ
- 巨峰を3日以上保存する場合は房から外して保存する
- 実を枝に付けたままにしておくと、枝が少しずつ実の水分を吸い取ってしまう
- 切り離す時は、手でちぎると皮が裂けてしまうので、ハサミを使う