明星の中華三昧「四川飯店監修担々麺」はどんな味?実食レビュー
明星の中華三昧シリーズといえば高級袋麺として数多くの商品を発売しています。1981年から発売しているロングセラーシリーズなので、根強いファンがいるのでしょう。
今回紹介する「明星 中華三昧タテ型 四川飯店 担々麺」 は袋麺ではなく、カップ麺として2023年11月30日に発売されました。監修している四川飯店といえば、1958年よりオープンしている中華料理の名店で、創意工夫をこらした伝統料理を赤坂にてふるまっています。
蓋の上には後入れの調味料が張り付いています。
スープの原材料には「糖類、ごま、豚脂、ねりごま、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、でん粉、酵母エキス、香辛料」などが使用されています。
1食(69g)当たり286kcal。炭水化物は43.4gで食塩相当量は4.2g(めん・かやく1.6g、スープ2.6g)。
ノンフライ麺の湯戻し時間は3分です。
スパイシーな食欲をそそる香りが漂ってきます。
山椒・花椒といった香辛料が効いていますが、辛さはさほど強くありません。ラー油が入っていますが、量は多くなく香辛料の香りの方が勝っています。ゴマなどの味わいは弱く、肉などの出汁もあまりないため、全体的にさっぱりした印象です。飲みやすいものの、スープにはコクがありません。
麺はほどほどにちぢれていてスープをよく絡めますし、ノンフライ麺とは思えないほど柔らかいです。コシが弱めで、すぐに麺が伸びてしまうところが残念。
チンゲン菜、味付豚肉、ごまなどのかやくが入っていますが、量が少なく全く目立ちません。
全体的にコクが弱く印象に残りにくい味をしています。小売り希望価格が236円(税別)だと高い印象を持ちますが、お店では安く買えることもあるようです。筆者は148円(税別)で購入したので、それなりに満足はできました。ごちそうさまでした。