【河内長野市】河内長野では混雑なく鑑賞。毎週ミニ花火大会が開催中！11日は日野でも打ち上がる予定です

奥河内地域文筆家（河内長野市・富田林市）

8/9(金) 6:01

夏の夜、日本全国で大型の花火大会が行われていますね。PL花火は残念ながら今年も中止ですが、大阪市内では淀川花火大会や天神祭で花火が打ち上げられ、今年も多くの人であふれかえったようです。

有名な花火大会は人が余りにも多く混雑するために、道路などの通行制限が激しく、一歩間違えれば花火を見ることなく人の波にもまれて終わる恐れがあります。じっくりと花火を堪能しようとすれば有料席でも手に入れないと間近で見るのはなかなか難しいといえるでしょう。

しかし、河内長野では夏の時期に週替わりで間近で花火がみられます。毎週盆踊り大会とセットで行われていて、たとえば画像は河内家菊水丸さんが櫓の上にいる小山田盆踊り大会ですが、今年は花火が打ち上がりました。

また、8月3・4日と南花台でも南花台ふるさと夏祭りが開催されました。以前は花火が打ち上げられていましたが、今年は行われないとの情報を得ました。南花台にあるダスキン河内長野(株式会社アミューズ）（外部リンク）の工藤さんによると次のいきさつがあることがわかりました。引用します。

去年までは第10公園で開催でとなりの南花台中学校から花火上げてたのですが、今年から第10公園が南花台小中学校の第二運動場になったので旧南花台小学校で開催となったため、花火あげる場所がなくなりました。

それにしても南花台の夏祭りは、なぜか見た目が上品ですね。

という事でしたが、小規模な花火は上がったようです。

小山田のときは、駐車場に入る車列の渋滞に巻き込まれて不覚にも間に合わず、バスの車窓で花火を見る羽目になりました。先週の土曜日に行われた高向くろまろの郷盆踊り大会でも花火が打ちあがると聞いたので、小山田のような失敗をしないようにと明るい時間から現場に向かいました。

すでに屋台がいくつも出ていて、賑わっています。

ちょうどこども盆踊り大会が行われていました。みんなとっても楽しそうに踊っています。

ボールすくいですが、大きなプールですね。

別のところでは、金魚すくいも行われていました。

アルファベット文字が見えます。高向下町のブースです。高向は、上町、中町、下町とだんじりがありますが、ここでもこの3つの町が協力し合ってブースを出していました。すべては確認できていませんが、高向3町以外の町のブースもあったようです。

私は公共交通派なので、花火を待っている間、ビールを頂きました。

20時前になると、普段なら余り誰も気にしないバス停前にいるくろまろの人形前に人が集まってきました。

花火を見に来ている人です。花火はちょうど大阪府立花の文化園に向かう橋のたもと付近がいちばんのスポットのようでした。

時間になると花火が打ちあがりました。打ち上げている方面の道路はこの時間通行止めです。

花火なのでやはり動画に撮りました。

10分にも満たない程度の短時間ですが、河内長野であれば有名な花火大会のように人ごみにもまれることも無く、無料で大きな花火が堪能できます。特にくろまろの郷の花火は、公共交通でも行ける場所にあるので、とても助かりました。

さて、次の日曜日、8月11日には日野で盆踊りと花火打ち上げがあります。

日野と言えば日野地区獅子舞です。あとは初夏のホタルも有名ですね。

スケジュールの詳細を見ると19時から浮連家会による鉄砲節河内音頭による盆踊りが行われ、20時ごろから花火が打ち上げられます。日野の夏祭りの場合、お盆直前の開催とあり盆踊りも花火打上も先祖供養の意味合いが強く、本来夏の花火には精霊を供養する説もあるようです。

そして、17時30分からは歌謡ショーが行われます。出演者の情報を調べると、あおい大輔さん（外部リンク）は、天童よしみさんのスタッフを14年務めた後に1999年デビューしたとのこと。天龍まゆみさんは堺市出身の歌手で、2016年に人生演歌というシングルを発表しています。

場所はみのでホールのグラウンドです。

日野獅子舞が秋に奉納される、ししまい舘があるところです。

最寄りのバス停は日野コミュニティセンターです。ところが河内長野駅方面から滝畑ダム行きは21時台までバスがありますが、逆に滝畑ダム方面から河内長野駅行きのバスの最終は、19:31発なので、花火の時間には間に合いません。

ただ、歩いて25分程度で南花台4丁目バス停に行けます。南花台4丁目 21:51発三日市町駅前22:03着、高向バス停までなら徒歩で30分強かかります。高向21:12発河内長野駅前21:27着。あとは車となりますが、駐車スペースは限られています。一台の車に複数名が乗るなどしないと厳しいかもしれません。