【名古屋市】ここが名古屋!? 地元ライターおすすめ紅葉&秋を感じるスポット4選
自然という印象は少なく、人工的なイメージの名古屋ですが、実は意外と四季折々の見所があるのはご存知でしょうか。
中でも暑さがおさまり、清々しいハイキングを楽しめる秋がおすすめです。街にも紅葉が降りてくる11月。名古屋では11月下旬に紅葉のピークとなり、12月の初旬まで紅葉を鑑賞できます。
今回はアウトドアを活動のメインフィールドとする筆者が、そんな名古屋の誇る秋のスポット・風景を厳選してご紹介します。
牧野ヶ池緑地
愛知カンツリー倶楽部に隣接する、広大な「牧野ヶ池緑地」。その名の通り、牧野ヶ池を中心として整備されている広大な緑地です。コースのアップダウンはありませんが、野趣ある遊歩道で1周ハイキングが可能です。
オススメの時期は秋。名古屋市内の紅葉は12月中旬まで最盛期を迎え、ちょうど渡り鳥が増えてくる時期と重なります。そのため、野鳥と紅葉のコラボレーションが楽しめます。
天気が良ければ、紅葉が水面に映り込み、とても綺麗!清々しい気温のなか、気持ちの良い秋晴れを満喫こと間違いなし。望遠レンズがも必須です!
<牧野ヶ池緑地>
住所:愛知県名古屋市名東区猪高町大字高針梅森坂52-175
営業時間:8時30分~19時30分
料金:無料
アクセス:名古屋ICから車で約10分
猪高緑地
名古屋でも貴重な、四季を感じられる場所「猪高緑地(いたかりょくち)」。緑のシーズンも良いですが、秋の風景も格別です。
手付かずの自然でしか見られないコナラやブナなど、鮮やかに色づく落葉広葉樹が、猪高緑地には多く残っており、11月下旬から12月上旬にかけて、見事な紅葉を鑑賞することができます。秋晴れの青空との対比が鮮烈です。
特に紅葉が美しいのは、緑地の南側、親鸞山からロバの背山の間あたり。オレンジや黄色が幾重にも覆い重なり、まさに紅葉の天井を作り上げます。近くには御嶽山を眺められる展望台もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
<猪高緑地>
住所:愛知県名古屋市名東区猪高町
電話番号:052-703-1300
アクセス:名古屋ICから車で約5分(緑地西側の駐車場に止めましょう)
※駐車場は9時~16時45分まで
東谷山フルーツパーク
名古屋市最高峰・東谷山(とうごくさん、標高198m)の山麓にある「東谷山フルーツパーク」。11月中旬になるとポツポツと木々が色づき、12月上旬まで息の長い紅葉を楽しめます。
パッチワークのような山肌の紅葉も見事ですが、園内には巨大なメタセコイアの木が植わっており、鮮やかなオレンジ色に染まる風景が美しいです。
東谷山フルーツパークはその名の通り、園内にたくさんのフルーツを育てており、レストハウスでスイーツをいただけるのも魅力の一つ。秋には甘いリンゴを使ったパンケーキなどをいただけます。紅葉と食欲の秋を手軽に楽しめるスポットとしておすすめです!
<東谷山フルーツパークレストハウス>
住所:愛知県名古屋市守山区上志段味東谷2110
営業時間:9時~16時30分
定休日:月曜日
電話番号:052-736-3344
アクセス:春日井市街から車で約15分、名古屋市営地下鉄 藤が丘駅「藤が丘」発「東谷山フルーツパーク」行き終点下車徒歩13分
天白川
愛知県日進市から名古屋市を流れ、伊勢湾に注ぐ「天白川」。野鳥の宝庫としても知られている川には、12月ごろになると渡り鳥のサギが見られるようになります。
中でもオススメの観察ポイントは、天白川にかかる小さな生活用の橋、天白小橋周辺です。ダイサギやコサギなど、多い時には群れで見られます。サギは毎日いるわけではありませんが、3日に1日は会えるかな、といった頻度。
この風景を見ると、いよいよ冬に入ってきたという気持ちに。元気よく歩き回るサギを見ていると寒々しい季節にも、なんだか心が温まるようです。
<天白川 / 天白小橋>
住所:愛知県名古屋市天白区植田南3丁目601 中部電力付近
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩10分弱