【名古屋市天白区】都会の一角にこんなスポットが!?「植田八幡宮」を散策してきました
町中をぶらりと歩いていると、いきなり気になる空間を見つけることはありませんか?
先日、塩釜口でなんとも言えない雰囲気を放つ場所にたどり着いたので、ご紹介したいと思います。その場所とは、ファミリーマート天白植田一丁目店の向かい側です。
老舗の和菓子屋さんと住宅に埋め込まれるように、鳥居が存在しています。立派な石灯篭も二つ。
誘われるように鳥居をくぐっていくと、立派な本殿・拝殿が現れました!
実はここは「植田八幡宮」と言って、室町時代に有力な武士団・横地一族が築いた八幡社。近現代の修繕を受けて、大切に守られている植田の氏神様です。
約1500年前の古墳時代中期(紀元5世紀頃)の前方後円墳の上に築かれており、名古屋の歴史を残す稀有なスポットになっています。
本殿・拝殿にお参りしつつ、境内をぶらぶらとしていると面白い反り橋を発見!
見事な角度で反っているので、お子さんは少し危ないかも?筆者の足の長さでギリギリ渡ることができました。
それにしても石材という硬いな素材で、これだけ見事なカーブを描いているとは...!! 細部まで曲線を演出しており、その美しさに思わず見入ってしまいました。
この橋が町の一角にあるだけで、どことなく違う世界への入口となっているようです。
そんなとこを思いながら境内を眺めていると、巨大な「献燈(けんとう)」も発見!自然石をそのまま組み合わせた見事な作りとなっています。
また季節は4月の終わり、藤の花が可愛らしく咲いていました。少し用事がてらぶらぶらしただけでしたが、ふとリフレッシュできたので良かったです。
気候が良くなっていく季節。身近なところから非日常を見つけていきたいですね。
<植田八幡宮>
住所:愛知県名古屋市天白区植田西3丁目605
電話番号:052-808-3818
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩約5分