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【橋本市(高野山エリア)】お母さんの優しいどて焼と、ほとばしる危ないコンニャク

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本/高野/かつらぎ/九度山)

個人的に牛すじが大好きで、自分で調理しているときはスジが柔らかくなるまで待てずにつまみ食いしちゃうほど好きなので、2022年1月オープンされたテイクアウト専門店「どて焼福まる」さんを覗いてきました。

テイクアウト専門です
テイクアウト専門です

夜は赤ちょうちんに誘われて、酒のアテに買いに来る人も多いそう
夜は赤ちょうちんに誘われて、酒のアテに買いに来る人も多いそう

「どて焼」と「おでん」に特化されたお店です。

お母さん一人で出来るお店を考えて、このコンセプトになったそう
お母さん一人で出来るお店を考えて、このコンセプトになったそう

どて焼を注文。

ネギと七味が付いてきます。載せたら具が見えなくなっちゃった・・・
ネギと七味が付いてきます。載せたら具が見えなくなっちゃった・・・

赤身もコラーゲン部分もバランス良く入っていて、赤身も柔らかくトロトロでした。
お肉とコンニャクがよく煮込まれて馴染んでいて、コンニャクにもすじ肉の旨味がまとわりついて美味しい!
味噌がたっぷり乗っているようなコッテリ系のどて焼、煮詰められたどて焼とはちょっと異なる、コクはあるけれどもあっさり目の優しい味付けです。
そのためおかずには最適で、気付いたらもう食べ終わっていました。
国産牛すじと手作りこんにゃくがこだわりとのこと。

もう一方の気になるおでんも実食。

定番3商品、あとで卵も買えば良かったと後悔
定番3商品、あとで卵も買えば良かったと後悔

どて焼とは味付けも柔らかさも異なり、噛みごたえのある部分ととろける部分のあるスジ肉。店長が一本一本串打ちされています。
スープも美味しい。

手作りコンニャクは隠し包丁(切れ込み)が入れてあり、中まで出汁が染み込み、かぶりつくとコンニャクから汁が口の中にほとばしる。噛んだ断面から外に向かっても、スープがピューっと飛んでいっちゃいました。これはかぶりつくと危険だ、ゆっくりと味わわねば・・・。

大根はこれもまた、しみしみ大根になっていて美味しい。
他の食材や練り物のダシと混ざりあったスープもコクがあって美味しい。
夏に食べるおでんもいいですね。

店長にお話を伺うと、60代以上の方の女性のリピーターが多いとのこと。
自分で料理して美味しいモノを作れる主婦の人がリピートしてくれるのなら、やっぱりここのは美味しいんだなぁと納得。

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テイクアウト専門店「どて焼福まる」

住所:和歌山県橋本市胡麻生353−2
電話:08094742980
定休日:月曜日
営業時間:火曜~金曜 11時00分~14時00分、16時00分~18時00分
     土曜、日曜は11時00分~18時00分
公式インスタグラム

地域のあしもとマイスター(橋本/高野/かつらぎ/九度山)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。社会教育士 (橋本市/高野町/かつらぎ町/九度山町 担当)

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