菅原道真公を祀る天満宮や天神様には、道真公が好きだったという梅の花がモチーフとして使われていたり、梅の木があることが多いですね。

調布の「布多天神社」のご祭神も菅原道真公で、境内には立派な梅の木が植えられています。2月に入って、梅の花が少しずつ咲き始めていました。

現在咲き始めているのは、本殿に向かって右側に植えられている「たまぼたん」。

濃いピンク色で、丸々としたかわいらしい梅です。

また、2月中旬になると、「しだれ梅」も咲き始めます。

2月19日（土）からは「梅まつり」が行われるそうです。2月25日を除く19日から27日までの間、神楽殿でピアノコンサートが予定されています。第1部は12:30〜13:00。第2部は14:00〜14:30の2部制です。

梅まつりのピアノコンサートは、調布にゆかりのある桐朋音大出身や在学の演奏家たちがコロナ禍で発表の場を失っている現状を憂い、開催したのがきっかけだそうです。

特殊スピーカーを使用するため、境内のどこにいても空から降るように音が聞こえるとのこと。梅の花を眺めながら、美しい音楽に心が癒されそうですね。

また、梅まつりの期間中は御本殿裏庭も開放され、美しい梅の花を楽しむことができます。

ここから下は、去年の梅まつりの時期に撮影した梅の写真をご紹介したいと思います。

白っぽい梅、赤っぽい梅などさまざまで、とても見事でした！

音楽の発展と、コロナ禍で疲弊した世の中を明るくしたいという願いを込めて開催される、布多天神社の梅まつり。ベヒシュタインのピアノの音色と梅の香りを愛でに、ぜひ足を運んでみてくださいね！