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【鳥取市】京阪神と鳥取を結ぶバケモノ気動車!スーパーはくとをご紹介

てっちー大学生兼ライター(鳥取市)

ようやくご紹介できる日がきました…これまでなんども取り上げてきたスーパーはくとのご紹介です!
実際問題、鳥取市民といってもはくとに乗る機会ってあんまりないんですよね笑
大阪までなら、はくとの片道の値段にちょっと足せばバスで往復出来ちゃうくらいにはなるし、岡山なら鈍行でもギリギリ許容範囲だし。実は筆者も8か月振りのはくと乗車だったりします。

それではここでちょっとだけスーパーはくとについてご案内。鳥取中部の倉吉を出発し、鳥取から一気に山岳地帯を超え、姫路・神戸・大阪と通って京都まで行くJRの特急列車で、神戸までを約2時間半・大阪を3時間・京都まで3時間半で結ぶ列車になります。
途中、智頭急行というJRとは別の会社を経由することで最短距離で山岳地帯を抜けることができ、到達時間短縮に大きな影響を与えています。ちなみに、はくとで使用されているHOT7000型という車両は、この智頭急行が所有する車両だったりします。そんな智頭急行は鳥取県智頭町にあるので紹介は省略させていただきます。

さて、さっそく車内のご紹介。今回乗車したのは、自由席ですが、自由席と指定席の座席は全く同じものですので、”普通車”としてご紹介します。
席数は横2+2の4列シート、縦にはどの車両も10~15列。これは、乗車している号車によって若干異なります。座席には、鳥取砂丘でみられる”風紋”が施されています。
座面は普通車にしてはかなりふかふかで、3時間ほどの乗車であれば特に問題なく座っていられる程度。足元もかなり広く作られています。一つ難点としては、配管ダクトが客室に一部はみ出していて、窓側の座席にはそれが残ってしまっていること。片足を配管ダクトに乗せた状態にすればまだ快適に過ごせると思いますよ。

テーブルもかなり広めに作られており、ドリンクホルダーも2つついています。さらに、ひじ掛けにも小型のテーブルが!缶ジュースとお菓子程度なら余裕でおけるくらいの広さです。
リクライニングも、普通車としては申し分ない角度まで倒れてくれます。
さすがにバブル期製造の特急型車両。サービスが違います。

さらにさらに!客室の案内表示器では、現在通っているところの観光案内を時々流してくれます。写真は、岡山と鳥取の県境を通過しているときの様子。
案内表示器横のモニターには、先頭の運転席に設けられたカメラから映像が流されます。
後の方の自由席に乗っていると、次にどんな景色が見えるのか、事前に見ることも…笑
それでは最後に、はくとの車窓から見られる一番の絶景をご覧いただきましょう。

明石駅を発車してからすぐに、右手には明石海峡大橋を眺めることが出来ます。
筆者はここを通る時毎回雲一つない青空なので、空と海の青を同時に楽しむことが出来てます。見え始めてから少しすると、線路が上がっていくので、より見やすくなった頃がシャッターチャンス!高速で走行している分、見える時間はわずかですので、お見逃しのないように。
なお、橋の真下を通った後はビルなどに阻まれて意外と見えなくなってしまうのでご注意ください。

関空や神戸から鳥取への飛行機が不要になるくらいの短時間で京阪神と鳥取とを結ぶスーパーはくと。最高速度130kmという超高速っぷりや、カーブで車体を傾けることで速度を落とさず走れるなど、今回ご紹介したものも含めて見どころは満載!
窓の外を流れる景色も、山間部を通るだけあって絶景ばかり、しかも季節によって変わるというおまけつき。
是非一度、鳥取へ来る際にも京阪神への旅行の際も、お出かけは早くて便利なスーパーはくとで!いかかでしょうか?

それでは今回はこの辺で~。

大学生兼ライター(鳥取市)

愛知県出身鳥取市在住の大学生。有名どころはもちろん、隠れた名所やおいしいグルメなど鳥取市内をくまなくご紹介します。また、大学生向けの簡単料理などもそのうちやってみる予定です。お金はないけど行動力には自信があります!よろしくお願いします!!

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