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2024年前半に買ってよかったもの3選

三浦雄介ライフスタイルブログ〈starnote*〉運営

2024年、早くも後半戦に入りました。

前半戦は多くのものを買ってきた——わけではないのですが、無駄遣いせずに日々の暮らしをより豊かにするために必要なアップデートをかけてきました。

その中から「買ってよかったもの」を3つ紹介します。いつもは1年に1回まとめているけれども、半年ごとに振り返るのも悪くないですよね。

第1位|Panasonic 冷蔵庫 NR-F559WPX

いきなり第1位からいきますよ。

2024年前半で一番買ってよかったものは、Panasonicの冷蔵庫です。NR-F559WPXという最上級モデルで、550Lサイズを買いました。

年始に買ったのですが、ちょうどモデルの切り替わりのタイミングで旧型が少し安くなっていたので、迷わずそっちにした感じです。それでも30万超え。冷蔵庫って高いんだねえ…

もちろんもっと安いモデルを買うことなどを含めて、いろんな選択肢がありました。でもこのモデルを選んだのは、機能性はもちろん、隣に並んでいる食器棚に負けない重厚感が欲しかったから。機能性と見た目のバランスを取った結果です。

見た目がかっこいいのは見れば分かるからいいとして、第1位に選んだのは機能性も十分だったからでして。

一番よかったのは独立した「クーリングアシストルーム」があるところ。業務用レベルの急速冷凍、料理の粗熱取り、そして急速冷却もできます。当初はあまり使わないかなと思っていたのですが、蓋を開けてみるとめちゃめちゃ使ってます。

スーパーで買ってきたカット済の小ネギをパラパラのまま冷凍、餃子を包んですぐに食べない分は冷凍、余ったチャーハンをタッパーに入れて熱いまま冷凍、炊飯器の余ったごはんをラップに包んで熱いまま冷凍、などなど挙げればきりがありません。

特に料理を熱いまま冷凍するなんて普通じゃ無理ですから、かなりの家事効率化に繋がっています。向こう10年くらいはこの冷蔵庫を使うはずなので、今後ライフステージが進んだときにも活躍してくれるはずです。

他にも、野菜の鮮度が落ちにくい野菜室とか、お肉が長持ちする微凍結パーシャルとか、たくさんあります。このあたりはPanasonicの優位性ではない気がするけれど、決して他メーカーと比較して劣っているわけではないと思います。

クーリングアシストルーム [Photo: Panasonic]
クーリングアシストルーム [Photo: Panasonic]

第2位|FUJIFILM X100VI

そして第2位は、FUJIFILMのコンパクトデジカメX100VIです。

購入したのは5月中旬とまだまだ日は浅いですが、使っていて楽しいカメラです。楽しいというのは非常に重要で、写真を撮るという行為はそのときの気分に大きく左右されるので、自分自身のご機嫌を取るといい写真がたくさん量産されるんですよ。

楽しくないカメラだったら写真を撮ろうという気にもならないし、「電源を入れて被写体にカメラを向けよう」という気分にさせてくれるカメラは貴重な存在なのです。

【関連記事】
X100VI、50日目の徹底レビュー。これは買うべきか?

そして、FUJIFILMらしく撮れる画も素晴らしい。

僕はいろんなカメラを持っているから、旅行に行くときなどは何台か持っていきます(せっかくの活躍の舞台なのに持っていかないのはかわいそうなので)。でも、もしこのX100VIだけしか持っていなかったら、もうこれ1台だけで十分に完結しますよ。

ご参考までに、以下に少しだけ作例を載せておきますね。フルバージョンは徹底レビューの記事をご覧いただければ。

そしてこのクラシカルなデザインですよ。好き嫌いが分かれそうな気もするけども、僕はとても好きなんです。

中身はデジタルだから、本当はこんなにたくさんの物理ボタンやダイヤルは不要で、究極的にはタッチパネルだけで完結するはず。けれども、それらがあることによって素早く正確に操作できる場面も多いのです。だから決して見た目だけではなく機能性も兼ね備えています。

そして、絞りリングをはじめ各種ダイヤルのカチカチッとしたクリック感も心地よく、このあたりのチューニングはさすがFUJIFILMだなと思いますね。ビルドクオリティがすばらしい。

第3位|FUJIFILM XF35mmF1.4 R

第3位もカメラ関連。FUJIFILM Xマウントのレンズです。

Xマウントの立ち上げ期からあった、シリーズの根幹を成すレンズです。FUJIFILMのカメラを使い始めて4年くらい経ったのに、そのスイートスポットを一度も経験したことないことはまずいと思い、春に買いました。

35mm(換算53mm)の単焦点レンズでありズームはできません。とはいえ使いやすい画角なので普段使いできるし、とろけるようなボケもすばらしいのです。僕はX-T4と組み合わせて使っています。

買ってよかったものでは第3位にしましたが、「もっと早く買っておけばよかった大賞」だったら迷わず1位ですね。あまりレンズ増やすのも気が引けたので買ってなかったのですが、これは真っ先に買うべきレンズでした。

作例をいくつか引っ張ってきました。どうでしょう、このやわらかな雰囲気。

いくら作例を見ても、実際に自分の手で使ってみないと、このレンズの本当のすばらしさは分からないと思います。なぜなら僕がそうだったからです。

誰かが撮った作例を見たときは「ほーん、まあいいレンズだな」くらいにしか思っていませんでした。でも、実際に自分の目の前にある景色をこのレンズで切り取ってみると、思わず息を呑んでしまうほどの感動を覚えました。この感動は使わないと分からない。

というように、FUJIFILMのカメラを持っている・これから買う予定の方はぜひご検討ください。僕は全く手放せないレンズになってしまったので、迷わずノミネートさせていただきます。

2024年後半はどんな買い物が待ってるかな

以上、2024年前半に買ってよかったものを3つご紹介しました。

今年は本当に自分にとって必要だと思えたものだけを買ってきたつもりです。じっくり考えて買ったもの、直感的に「これだ!」と選んで即決したもの、いろいろありました。その中から3つを厳選したので、かなりコアな部分が抽出されたリストになりましたね。

同じような感じで2024年後半も厳選したものを買っていきたいと思います。どんな買い物が待っているのかこれから楽しみです。とはいえ、家や車を年内に買い替えるつもりはないので、あまり大きな買い物はしないはず。

年末には、いつものように1年間を通して買ってよかったものをご紹介する予定です。また半年後をお楽しみに。

ライフスタイルブログ〈starnote*〉運営

長崎出身、横浜在住。2015年より趣味でライフスタイルブログ〈starnote*〉を運営、2021年よりYahoo!ニュースエキスパートクリエイター。薬学部6年制課程を卒業後、博士(薬学)を取得。霞が関のお役所で働いた後、現在は渋谷の医療IT企業で遠隔医療の仕組みづくりに携わっています。

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