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【九段下】味玉愛でTVにも出演した店主が作る”鴨とカシス”の濃密ラーメンが新感覚の美味しさだった!

かずまのラーメン探訪記ラーメンインスタグラマー/TRYラーメン大賞名店審査員

ラーメン好きの皆さんこんにちは!
ラーメンのジャンルはもうこれ以上ないのではと思っていると、新感覚のラーメンが出てくるので、食べ歩きがやめられないのがラーメンフリークだと思っています。

今日はそんな中でも誰もが思いつかなかったような鴨のラーメンが味も素晴らしかったので紹介します。

《今日のお店》

今回ご紹介するのは”RaMen TOMO TOKYO”です。

九段下駅から少し歩いた場所にあるお店で、すでにSNSで話題を集めています。

店主さんは味玉への愛がすごいことで”マツコの知らない世界”に出演されたこともあるほどの方なので、お店の味玉も楽しみになっています。

ガラス張りで入りやすい店構えです。
ガラス張りで入りやすい店構えです。

《店内・接客》
カウンターとテーブルそれぞれ用意されています。
細部までオシャレへの拘りを感じる設えが光っていますね。

オープン間もないタイミングでしたが一生懸命お店を切り盛りするスタッフさんにも好感が持てました。

私もラーメンに人生を変えられたとは思いますが、ここまで言い切るのはまたすごいですね。
私もラーメンに人生を変えられたとは思いますが、ここまで言い切るのはまたすごいですね。

《メニュー》
鴨をコンセプトに醤油とこってり系の鴨白湯の2本立てのメニュー構成です。
お米にこだわったご飯物のセットも用意されていてセットで食べるのも楽しそうですね。

味玉愛ゆえか、ラーメンには味玉が標準装備となっています。お見事。
味玉愛ゆえか、ラーメンには味玉が標準装備となっています。お見事。

《ビジュアル》
麺がきれいに整えられて、鴨と豚のチャーシューのピンクが映えるビジュアルです。
味玉の立体感からもさすがの味玉愛を感じるばかりです。

洋風で美しさへのこだわりも感じる見た目です。
洋風で美しさへのこだわりも感じる見た目です。

《スープ》
コンセプトの鴨とカシス。
食べる前は半信半疑だったのですが食べてみるとこれがベストマッチで、鴨の濃厚さとカシスの甘酸っぱさが噛み合って唯一無二の旨さを表現しています。
鴨の血も取り入れるなど創意工夫の塊といえるでしょう。

《麺》
細めのストレート麺で最初は歯ごたえがちょっと強めですが、徐々にしなやかに変化していきスープにも馴染んでいく印象です。
ちょっと控えめですがラーメンっぽさもしっかり感じられます。

最初はパツッと感のある口当たりです。
最初はパツッと感のある口当たりです。

《具》
鴨肉や豚のしっとりとしたチャーシューは素晴らしいですが、スープと並ぶもう一つの主役はやはり味玉です。
柚子や洋風のきのこ・ポルチーニの香りが効果的でスープの中でもしっかりと存在感を楽しめます。
出汁醤油漬けなどシンプルな味玉もいいですが、数多食べてきた味玉の中でこの答えにたどり着いた愛に敬服です。

《まとめ》
ベテランが作る伝統的なラーメンももちろんいいですが、このように前衛的なラーメンもまたラーメンの楽しみだと思います。
まだまだ経験不足とはいえ、鴨とカシスがここまでラーメンとして完成するのは本当に衝撃でした。

限定メニューのボタンも用意されているので今後の展開が楽しみです。
まずは一度足を運んでみて損はないお店だと思います。

余談ですが照明の入りも素晴らしく撮りやすかったです。
余談ですが照明の入りも素晴らしく撮りやすかったです。

《店名》
RaMen TOMO TOKYO
《本日の注文》
鴨とカシスの味玉醤油RaMen 1,000円
《住所》
東京都千代田区九段北1-9-2 エクセレントビル九段 1F(お店の地図
《アクセス》
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線『九段下駅』から徒歩約2分
《営業時間・定休日》
11時〜15時
不定休(SNS要確認)

《お店の情報》
食べログ
お店の公式Instagram

もっと詳しくはInstagramにて

訪問日:2023年3月21日

訪問日時点の情報になります。

お店によっては臨時休業などもあります。

最新の情報はSNSやナビサイトにてご確認ください。

ラーメンインスタグラマー/TRYラーメン大賞名店審査員

首都圏をメインにラーメンを年間500~600杯食べ歩くアラサーのサラリーマンです。 2024年の第25回TRYラーメン大賞(講談社ビーシー)から名店部門審査員になりました。 普段はInstagramで毎日1投稿ずつラーメンを紹介しています。 読んでくださる方が、ラーメンに触れ合うきっかけになれば嬉しいです。

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