定額制音楽配信「Apple Music」、Androidで1000万DL越え
新型iPhoneの発表会を控えたアップルは、定額制音楽配信「Apple Music」のAndroidアプリダウンロード数が1000万を突破したことが明らかになりました。
2015年11月にGoogle Play Storeでダウンロードが始まったApple Musicは、これまで自社アプリのクロスプラットフォーム展開を行ってこなかったアップルにとってえ大きなチャレンジとなっています。今年8月にはAndroidアプリをアップデートし、10カ月を経てようやくベータ版から正規版へ移行することに成功しています。
Android版のApple Musicでは、オフライン視聴を行うためのSDカードへのセーブ機能や、ホームスクリーン・ウィジェット機能など、iOSとは異なる機能が提供されています。
Apple Musicの有料会員は1500万人を超えたと6月にアップルは発表しています。この内、どれほどの規模のユーザーがAndroidなのかはこれまで明らかにされていません。現在Apple Musicにアクセスできる国は、日本を含め115カ国まで拡大し、日本上陸が近いと言われるライバルのSpotify(59カ国)の約2倍の市場に参入するほど開始1年強で強烈なプッシュで音楽ストリーミング市場を攻めています。iPhone発表会では、新たにアップデートされるiOSを含むApple Musicの最新動向も発表があると思われます。新しいiOSでは、Apple Musicの機能も進化して、よりパーソナライゼーションに注力したキュレーション機能「My New Music Mix」などレコメンデーションの仕様が変わる予定です。
ソース
Apple Music for Android hits 10 million downloads on the Google Play Store (9to5Google)
この記事はデジタル音楽ブログ「All Digital Music」で2016年9月7日に掲載された記事の転載です。