【那覇市】2016年に開業した那覇で人気の沖縄そば屋さんが、老朽化の関係で恩納村に移転。
那覇市の泊エリアに美味しいと話題の沖縄そば屋さんがあります。その沖縄そば屋さんが、建物の老朽化が理由で恩納村に移転すると聞きつけて、取材しに行きました。早速崇元寺の横の道を入っていきます。
一軒家に辿り着きました。一見民家のように見えますが、「沖縄そば すぅ~ぎぃ~じぃ」の看板が目印になっていて、お店に辿り着いた事がわかります。
駐車場と、ついたらまず記帳する旨の案内があります。
店内に入ってみると畳が広がり、誰もが「祖父母の実家といえばこんな感じ」とイメージする民家のようで、落ち着く空間です。
窓際に座りながら外を見ていると、時間の流れをゆっくり感じられます。
奥に飾ってある賞状や掛け軸、置き物などがより実家の雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
注文が決まったら三味線を鳴らして店員さんを呼ぶシステムです。それぞれの席で三味線が鳴って、沖縄らしい空間をお客さんも含め全員で作り上げているかのようです。「三味線鳴らすの初めて」とはしゃぐお客さんも、多いように感じました。
こちらがメニューです。麩じゅーしとすーぎーじそばがついたAセットが人気のようです。沖縄そばといえばじゅーしーがセットという、ジャイアントスネ夫くらいに常に一緒にいるイメージです。
裏面には麩じゅ〜し〜の説明が書いてあります。沖縄料理でお麩を使った料理といえばフーチャンプルーをイメージしますが、車麩をジューシーに入れるというのは新鮮ですね。
こちらが2024.2.27に頂いたAセットです。沖縄そばと麩じゅ〜し〜、ゴーヤチャンプルとお漬物がついてきます。沖縄そばに使われている自家製の麺は3日間寝かせることで風味や甘みを増しています。透き通ったスープは、トンコツやかつお節の風味を感じられます。お麩の入ったじゅーしはパラパラとしていて、お麩の柔らかさとの食感のギャップが面白いです。
こちらが2024.2.29の那覇店最終日に頂いたAセットです。この日はお漬物ではなく、パパイヤしりしりでした。程よい酸味が感じられるパパイヤのしりしりは、口の中がサッパリするのでお口直しになります。沖縄そばを食べた後半では、真ん中に置いてあるわさびをスープに溶いて頂きます。そうすると爽やかなスープに味変されて、最後まで飽きずに美味しくいただけます。
2024年3月以降は恩納村にて「崎濱製麺」という名前に変えて開店するそうです。お店の場所が変わっても、変わらず愛されるお店になるでしょう。
こちらが移転先の住所です。沖縄県恩納村山田847とのことです。
2016年から2024年までの約8年間、美味しい沖縄そばを崇元寺の隣で作っていただきありがとうございました。また恩納村でも益々の発展をお祈りいたします。
沖縄そばすぅ〜ぎぃ〜じぃ(崎濱製麺)
住所: 沖縄県国頭郡恩納村山田847(移転先住所)
定休日:日曜日
営業時間:11時30分~16時00分