【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part261:韓国のお正月は一回じゃない 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
風邪などの感染症が流行りやすい時期ですが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
疲れたときやちょっと体調が悪いなと感じるときは、無理をせずに体を休めながら韓国ドラマ鑑賞を楽しむというのはいかがでしょうか?韓国ドラマで、心と体に元気をチャージしましょう!
そして、韓国ドラマ鑑賞のおともに、この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」も、ぜひ、読んでみてくださいね。
毎回、韓国ドラマをより一層楽しめるようになる内容を盛りだくさんでお届けしていますよ!
それでは、今回の不思議を見ていきましょうか^^
今回はこんな不思議をピックアップしてみましたよ!
「韓国のお正月は一回では終わらない?」
日本では、新年が明けた1月1日を元日といい、七草粥を食べる7日あたりまでが一般的に「お正月」と呼ばれる期間にあたります。
韓国はどうかというと、1月1日は日本と同じように休みになります。
しかし、韓国では12月31日まで働く人も多く、1月1日のみが休みで2日からは通常通りという場合が多いです。
それでも、日本と同じように12月31日の夜から1月1日にかけては除夜の鐘を突くイベントがあったり、初日の出を見に行ったりする人もいますよ。
これだけ見ると、「えっ?韓国のお正月は1日しかないの?!」と感じるかもしれませんね。でも、そんなことはないんですよ笑
実は、韓国では旧暦のお正月、いわゆる旧正月を大きな行事としていて、こちらを大々的にお祝いするんです!
この旧正月を「설날(ソルラル)」といいます。
旧暦のため、何月何日がお正月と決まっているわけではなく、毎年お正月の日にちは変わります。
今の暦でいうと、だいたい1月の終わりから2月の中旬ごろにあたることが多いですね。
旧正月の前後の日も祝日となるので、概ね3連休くらいになります。
この時期は多くの人が故郷へ帰省して、家族や親せきが集まって過ごします。
日本ではお正月にはお雑煮を食べますが、韓国にも似たような食べ物があります。
それは「떡국(トックッ)」という料理です。みなさんも聞いたことがあるかもしれませんね。
「떡국(トックッ)」は薄くスライスしたお餅が入ったスープで、韓国ではこれをお正月に食べる習わしがあります。
そして、日本と同じようにお年玉をあげたり、もらったりする風習もありますよ。
お年玉のことを韓国語では「세뱃돈(セベットン)」といいます。
お年玉というと日本では、大人から子供にあげるものというイメージがありますが、韓国では感謝の気持ちを込めて、成人した子供たちが両親や祖父母に渡すこともあるんですよ。
お正月の過ごし方や風習には日本と似ているところも多いですが、お正月が2回もあるというのは驚きですね!
それでは、次の不思議にまいりましょう!
「ドラマでよくやっているチェサってなに?!」
みなさん、韓国ドラマを見ているときに「チェサ」というセリフを耳にしたことはありませんか?
ドラマのなかでも頻繁に出てくるこの「チェサ」とは、韓国の法事のことです。
韓国語では「제사(チェサ)」と書きます。
故人の命日には、家族や親族が集まって、この「제사(チェサ)」を執り行います。
「제사(チェサ)」は、朝鮮時代から続いている歴史あるもので、韓国の人たちにとっては特別な日です。
「제사(チェサ)」の日は約束や用事を入れず、家に帰って料理やお供え物の準備をします。
ドラマに出てくる「제사(チェサ)」のシーンを見ても分かる通り、お供え物の種類も多く、準備には結構な手間がかかるんです。
日本の法事は、三回忌、七回忌、十三回忌と数年の間隔で執り行うことが多いですよね。
韓国の「제사(チェサ)」はというと、なんと毎年行われます!
家庭によっては三代前、五代前のご先祖様の分まで執り行うこともあり、年に数回、多ければ数十回執り行うこともあるんですよ~!
いくら儒教の国とはいえ、年にこれだけの回数となると、毎回毎回準備するのは大変そうですよね。
そのため、近頃は回数を減らしたり、簡略的な方法で執り行ったりする家庭も増えてきています。
時代やライフスタイルの変化とともに「제사(チェサ)」の形も少しずつ変わっていくのかもしれませんね。
「제사(チェサ)」のシーンはドラマにもよく出てくるので、ぜひ、みなさんも画面を通してその雰囲気を少し味わってみてください。
いかがでしたか?
今回は、韓国の旧正月と法事について書いてみました。
どちらも日本と似ていると感じるところもありますが、比べてみると意外と違う部分もあったりして、面白い発見がありますよね!
それでは、また次回の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をどうぞお楽しみに~^^