横須賀の美味しい情報を発信！うみちゃんです。

横須賀の軍港が一望できるメルキュール横須賀で、朝市が開かれたことを先日ご紹介しました。

メルキュール横須賀ではおもてなしを通じて地元横須賀の美味しさや楽しさ、歴史を伝えています。

1865年から1876年にかけて横須賀製鉄所や横須賀造兵廠、横須賀海軍施設ドックや灯台、その他の近代施設の建設を指導した、フランス人技師フランソワ・レオンス・ヴェルニー氏。

ヴェルニー氏の子孫に伝わる郷土料理を再現した期間限定メインディッシュ「～ヴェルニーさんへのオマージュ～鴨胸肉の栗シロップ漬け添え」が19階レストラン ビストロ・ブルゴーニュで提供されています。

～ヴェルニーさんへのオマージュ～ 鴨胸肉の栗シロップ漬け添え

ヴェルニー氏のふるさと『オプナ』は、リヨンの南ローヌ・アルプ地方にある栗の名産地。レシピでは栗のシロップ漬け1缶や鴨肉のむね肉（もも肉）、野菜や調味料などが記載されています。

レシピ通りに料理長が作ってみたところ甘すぎたため、甘さを調整して現代風にアレンジしました。

まさに芸術ともいえる美しいプレートですね。

本来はテーブルに提供する前にかけるとのことですが、今回は栗のラペとたっぷりの栗のシロップを食べる直前にかけて下さいました。栗の甘い香りがふんわりと漂います。

大きな栗の甘露煮も添えられています。

鴨肉は柔らかく、それでいて皮目の部分はパリッと香ばしく焼かれています。ソースや添えられた栗やさつまいものピューレと一緒にいただくと、甘さや旨み、風味、香りなど美味しさが一体になります。

付け合わせの野菜は三浦半島の地元野菜。エノキはカリカリに揚げられています。柔らかさやパリパリ、カリカリなど食感も楽しめる贅沢な一品です。

眺めが最高

19階までエレベーターで上がり、扉が開くと明るい光が差し込みます。

目の前の美しい海や艦船を眺めながらゆっくり食事ができます。

猿島方向が見えるテーブル席もゆったりした落ち着いた空間。

大人数での会食にも対応しています。本日も予約が入っていました。

ちょうどヴェルニー公園が見える席もおすすめです。

フランスでは10月中旬くらいからマルシェやスーパーなどで栗が多く並び始めるとのこと。横須賀港の美しい景色と艦船を眺めながら、ヴェルニー氏も美味しい料理で秋の味覚を楽しまれたのかなと思いを馳せました。

多くの皆さまに横須賀にちなんだ横須賀ならではのグルメを絶景と一緒に楽しんでいただきたいですね。混み具合は日によって違うため、予約をした方が確実とのことです。

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