茨木市・札幌軟石のアロマストーン作り!石材会社でまちゼミ体験
茨木市では、1月20日から2月27日まで「茨木まちゼミ」が開催されています。
まちゼミは、地元の店主が講師になり、その道の知識や技を教えてくれる少人数制のセミナーです。
今回開催されるのは15講座。
ふだんなかなかできないことを体験できるいい機会なので、今回は「アロマストーン」作りの講座へ行ってきました。
射場石利石材でアロマストーン作り
「かおるいえ(アロマストーン)づくり」講座を開催しているのは射場石利石材株式会社。
創業元禄15年と、300年以上続く老舗です。
そう聞くと入りづらいのでは、と思うかもしれませんが、実はユニークな会社だと近所でも有名です。入り口前には撮影スポットがあったり、人気キャラクターの石像も並んでいて、石材の「カタい」イメージとは違うんです。
「かおるいえ(アロマストーン)」は、家のかたちの石に絵付けをして完成させます。
テーブルの上には、絵の具や筆のほか、見本のストーンやこれまでの作品の写真などが置いてありました。
絵付けはテンプレートなどはナシ。自由に描きます。
「屋根などの広い部分以外は、串や楊枝が使いやすいと思いますよ」とのこと。
見本を参考にしたり、インターネットで調べながらどんな絵を描くか考えて、それぞれ自由に描いていきました。
絵の具を使って描くことは、大人になるとその機会もほとんどありません。どう描こうか迷ってしまいましたが、手を動かし始めると、もう夢中!「好きに絵を描く」という貴重な時間を楽しむことができました。
絵付けをして絵の具が乾燥させて、と完成までは1時間ほど。
飾られたいろんな種類の石や加工された見本を好きに見ながら、おしゃべりも楽しみました。
身近な石を使った簡単な工作も教えてくださいました。
「散歩のとき、たまには下も見てみようかな」なんて思っています。
札幌軟石って?
その道の知識や技のポイントなどを学ぶことができる、というのも「茨木まちゼミ」の良さ。
今回使った「札幌軟石」についても教えてもらいました。
札幌軟石は、札幌で採れる石材で火に強いことが特徴のひとつ。2018年には北海道遺産にも選定されています。
北海道開拓時代、寒い北海道で火事が起こると、木造では大切なものを守ることができないため、火に強い軟石で建物がつくられたのだそう。
今も残っている石の建物が、北海道の歴史を伝えています。
持ってみると、意外と軽い!少しざらっとした感触も心地良くて、そのまま持っていたくなる手触りでした。
絵付けをしていない部分にアロマオイルを落として使います。2、3日すれば香りもなくなるので、ラクに異なる香りを楽しめます。
アロマストーンづくりは
見本に置いてあった「かおるいえ」はどれもステキ!
いくら竹串や爪楊枝を使っても、ここまでの細かい作業は難しかったのですが、ちょっと絵付けをするだけで雰囲気が出て、温かみのある作品に仕上がりました。
参加者のなかには細かい絵付けをしてステキに仕上げる人も!
みんなそれぞれに楽しい「かおるいえ」を作って、和やかな時間はあっという間に過ぎました。
私が参加した「かおるいえ(アロマストーン)づくり」の講座は、2月の開催日もまだ空きがあるとのこと。
絵の具を用意したり、石を買ったり…という準備もしてくれているし、講師の方も温かくてステキ。
オススメですよ!
【茨木まちゼミ・かおるいえ(アロマストーン)づくり】
■開催場所 射場石利石材株式会社
(茨木市親和町16-19)
【射場石利石材株式会社Map】(リンク先へ移動します)
■まちゼミ開催日
2/7(火)、10(金)、22(水)、27(月)
いずれも10時~11時半
■定員 4名
■費用 1,500円(石材)
■申し込み 072-635-1134(8時~18時)
■茨木まちゼミはほかにも講座を開催しています。
満席などの情報は茨木市商工会議所のページで確認できます。
【茨木商工会議所 まちゼミ満員のお知らせ】
(リンク先へ移動します)
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■射場石利石材さんでは、ほかにも茨木まちゼミ講座を開催しています。
【2月も茨木まちゼミ!アロマストーン作りを射場石利石材で体験】
(2023年1月31日公開)