関東は気温の激変に要注意、厳暑から冷雨へ
きょう27日(土)は厳暑
この週末、関東は気温の激変に要注意です。
きょう27日(土)は不安定な天気ながらも、上図のように日中は雨雲が少なく、大きく晴れ間が広がりそうで、南風も吹くため、気温が上昇するでしょう。
33度以上まで上がる所も多く、埼玉や群馬などの内陸部では、35度以上の猛暑日となる所があるかもしれません。東京都心も33度から34度くらいまで上がりそうで、もし34度以上まで上がれば、今月16日以来、11日ぶりのこととなります。
湿気も多く、神奈川には熱中症警戒アラートが発表されましたので、熱中症に厳重な警戒が必要です。
あす28日(日)は冷雨で気温急降下
ところがあす28日(日)は一転して肌寒いくらいになりそうです。
その原因は、雨と風向きで、あす28日(日)午前9時の予想では、関東地方を前線が南下し、雨が降るとともに、北東からの冷たい風が吹き込んでくる予想です。
この北東の風は、天然の冷房とも呼ばれていて、夏期には最も気温が上がらない風向きと言えます。このため、厳暑から一気に長袖が活躍するような冷雨、肌寒さに激変する可能性があります。
気温の激変に要注意
上図は東京都心の時系列予報ですが、きょう27日(土)からあす28日(日)にかけて、ほぼ右肩下がりの気温予想となっており、あす28日(日)の日中は25度を下回り、9月下旬並みの気温に激変する予想です。きょうより10度近くも低くなるでしょう。
またこのパターンは、予想より早めに気温が下がることや、予想より大きく気温が下がることも多々あり、予想以上に下がれば、あす28日(日)の日中は22度から23度程度の10月上旬並みの肌寒さとなるかもしれません。
この週末、関東地方は気温の急降下のほか、大雨にも注意が必要です。