最近、いろいろなご朱印が出回っていますが、狛犬をテーマにしたものは少ないのでは。赤穂御崎にある絶景の神社「伊和都比売神社」で頒布する8月の限定御朱印は、境内の狛犬をモチーフにしていますよ。

赤穂御崎や境内の風景をモチーフに

「絶景の神社」として有名な赤穂御崎の「伊和都比売神社」。
2022年6月から、赤穂御崎や境内の風景、神事などをテーマにして、さまざまな限定ご朱印を頒布してきましたが、今回初めて狛犬をモチーフにしたご朱印が完成しました。

モチーフにした狛犬はこちら。
境内の拝殿前、左右一体となって両側に並んでいますよ。
実は私、狛犬が大好き。神社に行くと狛犬の撮影も忘れません。
岡山に行くと備前焼の狛犬さんがあったり、神戸・垂水には、子どもを抱いた狛犬さんなどもいらっしゃり、それぞれに表情が違っていて、かわいいんです。

こちらの狛犬さんは、スタンダードなタイプですが安定感抜群で、ほっとする感じ。「いらっしゃい～、ようこそお参りくださいました」って歓迎をしてくれてる気がします。

狛犬さんと一緒にご朱印を撮影

邪気を祓(はら)い、神前を守護する意味を持つ狛犬さん。

一般的に、拝殿に向かって右側に口を開けている「阿(あ)形」、左側に口を閉じている「吽(うん)形」が構えています。これが対になって「阿吽(あうん)」となるのです。この「阿吽」とは、もともとインドのサンスクリット語の最初の音「あ」と最後の音「うん」を表しており、「宇宙の最初と最後」を意味していると言われています。「阿吽の呼吸」などとして使われることもありますよね。

今回はデザイン的にもステキで、このご朱印のバックには、「阿形」の狛犬さんと拝殿が入り、左側に手描きの「吽形」の狛犬さんが入るという、今までにないタイプ。「阿吽」の文字も効果的に入って、脇には朝顔も描かれていて夏らしいですよね。

狛犬の周りに緑と黄緑のモヤ、そこに緑銀を散らしていてるのは、境内の木々の葉が夏の日差しに当たって、その日差しの光が反射している様子を表しているそう。
夏らしい一枚です。

せっかくなので、ご朱印と狛犬さんを一緒にパチリ。
「イイ感じ」と自画自賛しました。

いつものように、海に向かう鳥居と青い海をバックにパチリ。
赤穂御崎のエエトコ取りならぬエエトコ撮りになりました。

ちなみにこちらのご朱印、9月8日まで頒布されるそうですよ。
ぜひゲットして、狛犬さんに会ってきてくださいね。

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